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1号艇が強い競艇場ランキングをご紹介!1年間徹底分析したイン有利のセオリーを活かす予想方法を解説します!

Boat Withの五十嵐 秀です。

本記事ではインが強い競艇場と弱い競艇場について解説します。

インが強い競艇場弱い競艇場のTOP&thumbnail画像

競艇場は全国に24会場あり、コースレイアウトや水質と言った特徴がそれぞれ異なります。

そのため、稼ぎたければ会場の特徴を把握しておくことは必須となるでしょう。

当然「インが強い」という競艇予想のセオリーに関しても、会場によって通じ易さは変わってきます。

そこで今回は1号艇強い競艇場と弱い競艇場について徹底解説!

本記事を読めば、イン逃げするレースで勝てる確率が上がること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください!

インが強い競艇場ランキングTOP10

早速、インが強い競艇場ランキングTOP10をご紹介します!

今回は1号艇が舟券に多く絡んでいる割合(1着率)の高さからランキングを作成しました。

順位
競艇場名
相性の良いプロ 1着率 2連対率 3連対率
1位
徳山競艇
ボートレスキューのアイキャッチ
ボートレスキュー
63.2 % 80.1 % 86.8 %
2位
大村競艇
zone001010
ZONE
63.0 % 78.9 % 86.4 %
3位
芦屋競艇
ピッタリボートA
ピッタリボートA
60.7 % 77.4 % 85.6 %
4位
住之江競艇
競艇サンダーバードのアイキャッチ画像
競艇サンダーバード
59.0 % 75.8 % 83.6 %
5位
尼崎競艇
鉄板レースを紹介する画像
本日の鉄板レース
58.7 % 74.5 % 82.6 %
6位
常滑競艇
あたりマクリという競艇予想サイトのアイキャッチ画像
あたりマクリ
58.6 % 75.0 % 84.7 %
7位
下関競艇
競艇グランドラインのサムネイル
グランドライン
58.6 % 76.6 % 84.9 %
8位
若松競艇
ビーボート(BEEBOAT)のアイキャッチ画像
ビーボート
58.0 % 74.6 % 83.0 %
9位
丸亀競艇
タイガーボートのアイキャッチ
タイガーボート
56.9 % 75.5 % 83.3 %
10位
児島競艇
ボートヘブンのアイキャッチ
ボートヘブン
56.7 % 74.8 % 83.0 %

※艇国データバンクより引用

※集計期間:2024年8月01日~2025年7月31日

インが強いということはセオリーが通じやすい・予想がしやすいということです。

競艇予想を行う上で必須となる情報なので、知っているだけでも稼ぎやすさは大きく変わってくるでしょう。

第1位:徳山競艇

徳山競艇場の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
1位 徳山競艇 1865 63.2 % 80.1 % 86.8 %
インが強い理由
  • 島・山に囲まれた立地で水面のコンディションが安定している
  • 1マークのバックが広くアウトコースの選手が無意識に膨れやすい
  • インにクラス上位が配置され易い番組構成である

徳山競艇場は立地条件により年間を通して穏やかな追い風が吹きやすく、インコースにとって最も有利な気象条件が整っているのが特徴。

レース条件を見ると、1~4Rまでは必ず1号艇にA級選手が配置され、他コースにはB級選手が多く入る番組構成で、この時間帯のイン逃げ率は約80%に達することもあります。

また、SGレースでは全グレードで唯一イン1着率が7割を超え、最高峰のレースでも圧倒的なイン優位を誇っているのです。

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第2位:大村競艇

大村競艇場の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
2位 大村競艇 2468 63.0 % 78.9 % 86.4 %
インが強い理由
  • ピットが第2ターンマークのスタンド側にあり前付けしにくい(枠なり進入になりやすい)
  • 防風ネットがあり風の影響を受けにくい
  • コンクリートの外壁に囲まれており潮の影響が少ない
  • 進入固定のレースが多い

大村競艇場は24競艇場で唯一第2ターンマークのスタンド側にピットがあり、前付けがしにくく枠なり進入になりやすいため、インの選手は余裕を持ってスタートできます。

また、第1ターンマークからスタンドまでが48mと広く、インの選手は回り足が多く取れるため全速旋回が可能。

インの1着率は約70%に達し、まさにイン天国と呼ばれる競艇場です。

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第3位:芦屋競艇

芦屋競艇場の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
3位 芦屋競艇 2313 60.7 % 77.4 % 85.6 %
インが強い理由
  • 進入固定やイン優遇の企画レース(サンライズ戦)が多い
  • 第1ターンマークバック側の葺(ヨシ)が消波装置となっており場内の波が少ない

芦屋競艇は水面が淡水で全国屈指の静水面であり、1マークはスタンドから53メートルと日本一の広さを誇ります。

海から3キロ以上離れ、周囲が小高い丘に囲まれているため年間を通して強い風が吹きにくい環境。

対岸には葦が自生しているため返し波の影響もほとんど受けず、インコースが非常に有利な条件が揃っています。

また、1R〜8Rまで企画レースが組まれており、1号艇にA級選手が配置されることが多いのも特徴。

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第4位:住之江競艇

住之江競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
4位 住之江競艇 2228 59.0 % 75.8 % 83.6 %
インが強い理由
  • 水質が淡水で水面が硬い(コーナーでのアウトの選手のハンドリングが難しい)
  • 「センターポール~スタンド」と「第1ターンマーク~スタンド」の距離に差があまりない

「ボートレースの聖地」と呼ばれる住之江競艇場は、1マークの振り幅が6mと小さく、インコースが十分な回りシロを持ってターンできるのが特徴。

センターポールからスタンドまで51m、1マークからスタンドまで45mと広く設計されています。

また、ナイター開催時は日没後にモーター性能が向上し、インの1着率がさらに上昇。

ただし淡水面が硬くて乗りにくく、モーターの調整や選手の技術が重要になります。

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第5位:尼崎競艇

尼崎競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
5位 尼崎競艇 2298 58.7 % 74.5 % 82.6 %
インが強い理由
  • 2マーク・センターポール・1マークがスタンドに対して平行である
  • 淡水で静水面

尼崎競艇は2マークから1マークまでほぼ一直線で振りがほとんどなく、インが直進できるため加速をつけやすい設計です。

また、スタンドと1マークの距離が49.1mと全国で3番目に長く、加速を付けた状態で全速旋回が可能。

このレイアウトにより、インはスタートでもターンでも先行しやすい特徴があり、結果として安定したイン逃げが期待できる競艇場となっています。

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第6位:常滑競艇

常滑競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
6位 常滑競艇 2413 58.6 % 75.0 % 84.7 %
インが強い理由
  • 水門の設置で静水面
  • 第1ターンマークバック側が広いためスピードを抑えることなくターンができる

常滑競艇は伊勢湾の東岸に位置しているため水質は海水です。

しかし、外海とは水門で隔てられており干満差がない静水面を形成しており、モーターの調整が多少合っていなくても加速をつけやすい特徴があります。

また、1マークのバック側が全国3位の広さで、インでも全速ターンがしやすい環境です。

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第7位:下関競艇

下関競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
7位 下関競艇 2351 58.6 % 76.6 % 84.9 %
インが強い理由
  • 海水の出入りが少なく静水面
  • ピットと第2マークに距離があり1号艇でも助走をしっかり取れる

ナイター専門場ながらLED照明により選手からも走りやすいと評価されている下関競艇。

水質は海水面ですが、堤防の改修により潮の出入りがほとんどない静水面を実現しています。

また、1マークの振り幅が少なく、静水面の特性により1コースの逃げが決まりやすいのです。

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第8位:若松競艇

若松競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
8位 若松競艇 2207 58.0 % 74.6 % 83.0 %
インが強い理由
  • 満潮に向かう時間帯はスタンド側が追い潮の状態になる
  • 潮溜まりができる影響でアウトコースが捲りにくい

競走水面が洞海湾と直結し干満差の影響を受けますが、向かい潮でもイン1着率は56%と全国平均以上を維持。

海水面で潮風の影響もありますが、8割以上が風速1〜4mの穏やかな風に収まっています。

このような水面や風などの荒れる要素はあるものの、影響が非常に小さく抑えられているのが特徴。

結果としてイン有利な決着が多くなる安定した競艇場です。

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第9位:丸亀競艇

丸亀競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
9位 丸亀競艇 2476 56.9 % 75.5 % 83.3 %
インが強い理由
  • 「センターポール~スタンド」と「第1ターンマーク~スタンド」の距離が狭い
  • ナイター開催でモーター出力が状態がいいレースが多い

丸亀競艇場は1年を通して向かい風が吹く特徴がありますが、海水面の浮力効果により影響が軽減されています。

そのため、向かい風が常にアウトコース有利に働くわけではなく、インコースも安定した強さを保持。

瀬戸内海の穏やかな海況と競艇場のレイアウトが組み合わさることで、向かい風下でもインが軸として信頼できる、全体的にバランスの取れた水面特性を持つ競艇場です。

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第10位:児島競艇

児島競艇の画像

順位
競艇場名
競艇場名 出走回数 1着率 2連対率 3連対率
10位 児島競艇 2344 56.7 % 74.8 % 83.0 %
インが強い理由
  • 「センターポール~スタンド」と「第1ターンマーク~スタンド」の距離が狭い
  • ナイター開催でモーター出力が状態がいいレースが多い

児島競艇場は瀬戸内海を水源とし、潮の干満が予想の重要なポイント。

水位が上がればイン逃げ、下がれば外攻めが有利という明確な傾向があります。

また、企画レースの開催も影響して、年間を通して1コース優勢の傾向があるのです。

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買い目を極限まで絞る!イン逃げの可能性が高いレースの特徴!

エースモーターが分かる出走表の画像

インが強い競艇での勝負は比較的セオリー通りに決まりやすく、予想がしやすいのがメリットと言えます。

一方、予想がしやすいことから人気が偏り易く、稼ぎにくいのがデメリット。

インが強い競艇場で稼ぐためには買い目をある程度絞る必要があるでしょう。

特に1号艇の選手がエースモーター(超抜モーター)である」場合イン逃げの可能性がより強固になるため買い目は絞りやすいです。

3連単であっても普段の半分の購入点数で勝負しても良いでしょう!

インが弱い競艇場ランキングTOP10

上記でインが”強い”競艇についてご紹介してきましたが、実際インが”弱い”競艇場とは1号艇の勝率にどの程度差があるのか。

それを比較するために、ここからはインが弱い競艇場ランキングTOP3とその特徴を簡単にご紹介します。

今回は1号艇が舟券に絡んだ割合が低い順にランキングしました。

順位
競艇場名
相性の良いプロ 1着率 2連対率 3連対率
1位
戸田競艇
ボートレースパレードのアイキャッチ
ボートレースパレード
43.8% 61.1% 72.9%
2位
平和島競艇
穴狙い予想
今日の穴狙い予想
45.0% 64.1% 76.2%
3位
鳴門競艇
ボートヘブンのアイキャッチ
ボートヘブン
47.2% 65.3% 76.7%
4位
江戸川競艇
ギャラクシーのアイキャッチ
GALAXY
48.6% 68.6% 79.3%
5位
桐生競艇
ボートアカデミーのアイキャッチ
ボートアカデミー
51.1% 69.5% 78.0%
6位
浜名湖競艇
ヴィーナスボートのアイキャッチ
ヴィーナスボート
51.6% 69.7% 78.8%
7位
多摩川競艇
競艇セントラルのアイキャッチ画像
競艇セントラル
52.7% 69.8% 79.1%
8位
三国競艇
花舟
花舟
53.4% 72.7% 81.9%
9位
びわこ競艇
競艇ストロングのサイトトップの画像
競艇ストロング
53.5% 72.4% 82.4%
10位
宮島競艇
競艇バーニングのアイキャッチ
競艇バーニング
54.7% 71.7% 80.0%
24位
徳山競艇
ボートレスキューのアイキャッチ
ボートレスキュー
63.2% 80.1% 86.8%

※艇国データバンクより引用

※集計期間:2024年08月01日~2025年07月31日

上位4会場の1着率は40%代。

参考として記載している、インが強い競艇場1位の徳山競艇場とは20%近くも差が開いています。

いかにセオリーが通用しにくく、荒れやすいかが分かるでしょう。

ただ、裏を返せばその分大穴の決着になりやすく、高配当が生まれやすいのです。

各会場の特徴をしっかりと理解した上で予想をすれば、思いがけぬ払戻をゲットできるかもしれません。

インが強い競艇場まとめ

今回はインが強い競艇場と弱い競艇場について解説してきました。

まとめると以下の通りです。

Point!
  • インが強い競艇場ランキング1位は「徳山競艇」
  • インが強い競艇場ランキング2位は「大村競艇」
  • インが強い競艇場ランキング3位は「芦屋競艇」
  • 1号艇の選手がエースモーター(超抜モーター)であるレースは買い目を極限まで絞る
  • インが弱い競艇場ランキング1位は「戸田競艇」
  • インが弱い競艇場ランキング2位は「平和島競艇」
  • インが弱い競艇場ランキング3位は「鳴門競艇」

今回ご紹介した内容を押さえれば、競艇場選びで悩むことはなくなるでしょう。

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