ボートレースメモリアル2025を徹底予想!優勝戦から注目の選手まで解説します
ボートレースメモリアルは、全国の代表的なトップレーサーが集まり、SGタイトルをかけて戦う夏の大一番です。
開催地の特徴やモーター相性、そして注目選手の仕上がりを踏まえなければ、このレースを読み切ることはできません。
本記事ではボートレースメモリアル2025の大会概要から過去のデータ、さらに優勝戦予想のポイントまで徹底分析。
ボートレースメモリアル2025で勝つためのヒントを、ぜひ予想に活かしてください。
目次
ボートレースメモリアルを完璧に読み切るサイト3選
2025年のボートレースメモリアルは、開催地となる若松競艇場特有の潮流やナイター水面の影響で展開が読みづらく、例年以上に予想が難しい大会となりそうです。
さらにSGらしく実力伯仲のメンバーがそろうため、一つの情報だけを頼りにするのでは精度を高めにくいのが実情。
だからこそ、複数の予想サイトや専門ページを組み合わせて使うことが稼ぐ近道となるのです。
ここでは、ボートレースメモリアルを徹底分析するうえで役立つサイトを3つ厳選し、比較表でわかりやすくご紹介します。
- 若松競艇の予想を無料で公開している媒体
- 10戦以上参加しているサイト
サイト名 | 無料予想収支 | 的中率/回収率 |
---|---|---|
ピッタリボートA![]() | +2,490,000円 | 80.1%/230.5% |
ラグジュアリーボート![]() | +644,600円 | 75.6%/209% |
ヴィーナスボート![]() | +1,241,500円 | 75%/200.1% |
ご紹介した3つのサイトはいずれも情報の精度が高く、どれを選んでも予想に役立つ“稼げるサイト”です。
もちろん、自分に合った1つを選んで活用するのも良いですが、サイトごとに得意分野や切り口が異なるため、複数を併用することで精度の高い予想が可能になります。
特に今大会のように展開が読みにくいボートレースメモリアルでは、異なる視点からの情報を組み合わせることが勝利への大きな武器となるでしょう。
ボートレースメモリアル2025とは?大会概要と基本情報
ボートレースメモリアルは、毎年夏に行われるSG競走のひとつで、全国のボートレース場を代表する精鋭が集結する格式高い大会です。
開催地は持ち回りで変わり、その水面特徴や季節的なコンディションが結果を左右するのも魅力のひとつ。
2025年は若松競艇場での開催となり、潮の流れやナイター特有の条件が展開を難しくすると予想されているのです。
そんなボートレースメモリアルについて、以下の内容を深堀りしていきます。
- 開催地と日程(2025年8月26日〜31日)
- 出場資格と選手選考の仕組み
- 優勝賞金は4,200万円
- 過去のボートレースメモリアル優勝者一覧
それでは、ご覧ください。
開催地と日程(2025年8月26日〜31日)
第71回ボートレースメモリアルは、若松競艇場を舞台に2025年8月26日(火)から31日(日)までの6日間開催されます。
若松競艇の特徴はナイター開催が中心で、夕方から夜にかけて潮の満ち引きや風向きが刻一刻と変わるため、展開予想が難しい水面です。
加えて、潮位差による流れの強弱がスタート勘を狂わせることも多く、過去にも波乱の決着が数多く生まれています。
まさに「情報をどれだけ活用できるか」が鍵となる開催地です。
出場資格と選手選考の仕組み
ボートレースメモリアルは、全国24場の代表選手が推薦されて出場する特別なSGです。
基本的には各場から2名ずつ選出されますが、前年優勝者や直近のSG覇者、グランプリ出場者などは優先出場枠として自動的に参戦できます。
したがって、単なる代表戦にとどまらず、その年のトップレーサーがほぼ勢ぞろいする豪華な顔ぶれになるのです。
さらに、出場停止やフライングによる欠場があれば繰り上がりも発生するため、開催直前まで出場選手リストから目が離せません。
枠区分 | 選考基準 | 備考 |
---|---|---|
優先出場枠 | 前年優勝者、直近SG優勝者、グランプリ優出者 など | 8名 |
開催場推薦枠 | 開催場(若松)から推薦される選手 | 6名 |
代表推薦枠 | 全国23場から各2名ずつ | 46名 |
このようにボートレースメモリアルの出場枠は、前年の覇者や直近のSG王者といった「実績で選ばれる優先枠」と、全国各地の代表選手として選ばれる「推薦枠」とが組み合わさって構成されています。
つまり、賞金ランキング上位の実力者だけでなく、地元スターや勢いのある選手も顔をそろえるのが大きな特徴です。
ファン目線でいえば、SG常連と新鮮な顔ぶれが同時に見られる貴重な舞台であり、どの選手が地元の声援や水面相性を活かして躍進するのかに注目が集まります。
また、この選考基準を理解しておくことで「なぜこの選手が出場しているのか」という疑問も解消され、より深くレースを楽しむことができるでしょう。
優勝賞金は4,200万円
ボートレースメモリアルの優勝賞金は4,200万円。
SG競走の中でも高額な部類に入り、選手にとっては年末グランプリ出場への道を大きく切り開く財産となります。
さらに優勝戦での着順点も賞金ランキングに直結するため、この大会の結果次第で年末のグランプリ出場メンバーが大きく変動することも珍しくありません。
つまりファンにとっても選手にとって「勝負の分岐点」となる非常に重要な一戦といえるでしょう。
過去のボートレースメモリアル優勝者
過去5年間の優勝者を、以下にまとめました。
開催年 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|
2024年 | 丸亀 | 馬場 貴也 |
2023年 | 福岡 | 馬場 貴也 |
2022年 | 浜名湖 | 片岡 雅裕 |
2021年 | 蒲郡 | 原田 幸哉 |
2020年 | 下関 | 寺田 祥 |
直近5年間の結果を振り返ると、開催地ごとの特徴が優勝者の顔ぶれに大きく影響していることがわかります。
たとえば2023年・2024年は馬場貴也選手が連覇を達成しており、実力だけでなく大会への相性やメンタル面の強さが際立ちました。
一方で2022年の片岡雅裕選手や2020年の寺田祥選手のように、地元水面や得意場を味方につけて躍進したケースも見られます。
このことから、ボートレースメモリアルでは「全国区のトップ選手」と「地元・相性の良い選手」のどちらにも優勝のチャンスがあると言えるでしょう
過去データを参考にしながら、開催場・選手の適性を踏まえて予想することが、優勝戦を読み切るための重要なポイントです。
出場選手と注目ポイント
ボートレースメモリアルには、全国各地の代表選手を中心に合計52名が出場します。
SG常連のトップレーサーから、地元の期待を背負うスター、そして今勢いに乗る若手までが揃うため、誰が優勝戦に進出するのか最後まで目が離せません。
ここでは出場選手を確認し、そのうえで注目すべきレーサーを紹介します。
ボートレースメモリアルの出場選手は52名
ボートレースメモリアル2025には、全国24場から選出された代表選手や前年の優勝者、直近のSG覇者など、精鋭52名が集結します。
すべてがA1級レーサーであり、SG常連のビッグネームから地元推薦の新鋭まで幅広い顔ぶれがそろうのが特徴です。
「なぜこの選手が出場しているのか」「どんな実績を持っているのか」といった疑問を解消するために、公式発表に基づく出場予定選手の一覧をまとめました。
登録番号 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 勝率 | 出場回数 | 備考(連続出場・通算など) |
---|---|---|---|---|---|---|
3388 | 今垣 光太郎 | 福井 | 石川 | 7.26 | 237 | 2年ぶり25回目 |
3415 | 松井 繁 | 大阪 | 大阪 | 7.07 | 269 | 3年連続31回目 |
3590 | 濱野谷 憲吾 | 東京 | 東京 | 6.97 | 204 | 29年連続29回目 |
3716 | 石渡 鉄兵 | 東京 | 千葉 | 6.48 | 236 | 3年連続17回目 |
3719 | 辻 栄蔵 | 広島 | 広島 | 7.07 | 236 | 4年連続18回目 |
3779 | 原田 幸哉 | 長崎 | 愛知 | 6.89 | 224 | 2年ぶり19回目 |
3783 | 瓜生 正義 | 福岡 | 福岡 | 7.08 | 221 | 7年連続25回目 |
3854 | 吉川 元浩 | 兵庫 | 兵庫 | 7.03 | 267 | 13年連続19回目 |
3897 | 白井 英治 | 山口 | 山口 | 7.51 | 252 | 2年連続17回目 |
3941 | 池田 浩二 | 愛知 | 愛知 | 8.02 | 237 | 5年連続23回目 |
3942 | 寺田 祥 | 山口 | 山口 | 6.84 | 218 | 4年連続23回目 |
3978 | 齊藤 仁 | 東京 | 東京 | 6.76 | 288 | 3年連続13回目 |
4013 | 中島 孝平 | 福井 | 福井 | 6.87 | 252 | — |
4024 | 井口 佳典 | 三重 | 三重 | 7.01 | 241 | 3年連続18回目 |
4030 | 森高 一真 | 香川 | 香川 | 6.47 | 230 | 2年連続15回目 |
4061 | 萩原 秀人 | 福井 | 福井 | 7.03 | 271 | 3年ぶり8回目 |
4168 | 石野 貴之 | 大阪 | 大阪 | 6.38 | 195 | 3年連続11回目 |
4205 | 山口 剛 | 広島 | 広島 | 7.50 | 235 | 4年連続15回目 |
4237 | 大峯 豊 | 山口 | 山口 | 7.04 | 260 | 3年連続5回目 |
4262 | 馬場 貴也 | 滋賀 | 京都 | 7.33 | 264 | 8年連続10回目 |
4266 | 長田 頼宗 | 東京 | 神奈川 | 6.66 | 252 | 10年連続12回目 |
4290 | 稲田 浩二 | 兵庫 | 兵庫 | 7.05 | 288 | 2年ぶり3回目 |
4324 | 海野 康志郎 | 山口 | 山口 | 7.07 | 266 | 3年ぶり2回目 |
4337 | 平本 真之 | 愛知 | 愛知 | 7.07 | 251 | 16年連続16回目 |
4344 | 新田 雄史 | 三重 | 三重 | 7.47 | 252 | 2年連続13回目 |
4350 | 篠崎 元志 | 福岡 | 福岡 | 7.25 | 284 | 7年連続15回目 |
4362 | 土屋 智則 | 群馬 | 群馬 | 7.28 | 245 | 2年ぶり3回目 |
4371 | 西山 貴浩 | 福岡 | 福岡 | 7.30 | 211 | 8年連続12回目 |
4418 | 茅原 悠紀 | 岡山 | 岡山 | 8.51 | 215 | 5年連続11回目 |
4444 | 桐生 順平 | 埼玉 | 福島 | 7.98 | 208 | 13年連続13回目 |
4445 | 宮地 元輝 | 佐賀 | 佐賀 | 7.19 | 265 | 3年連続3回目 |
4459 | 片岡 雅裕 | 香川 | 高知 | 6.91 | 259 | 4年連続7回目 |
4482 | 守屋 美穂 | 岡山 | 岡山 | 7.18 | 242 | 2年ぶり3回目 |
4494 | 河合 佑樹 | 静岡 | 静岡 | 7.00 | 282 | 初出場 |
4497 | 桑原 悠 | 長崎 | 長崎 | 6.83 | 268 | 2年ぶり5回目 |
4500 | 山田 康二 | 佐賀 | 佐賀 | 7.54 | 291 | 2年ぶり4回目 |
4502 | 遠藤 エミ | 滋賀 | 滋賀 | 7.17 | 258 | 3年連続7回目 |
4504 | 前田 将太 | 福岡 | 福岡 | 7.53 | 265 | 4年連続7回目 |
4524 | 深谷 知博 | 静岡 | 静岡 | 7.08 | 262 | 5年連続5回目 |
4571 | 菅 章哉 | 徳島 | 徳島 | 6.98 | 256 | 初出場 |
4573 | 佐藤 翼 | 埼玉 | 埼玉 | 7.42 | 235 | 5年連続5回目 |
4586 | 磯部 誠 | 愛知 | 愛知 | 7.06 | 258 | 6年連続7回目 |
4686 | 丸野 一樹 | 滋賀 | 京都 | 6.90 | 234 | 2年ぶり5回目 |
4688 | 永井 彪也 | 東京 | 東京 | 6.75 | 274 | 3年ぶり5回目 |
4719 | 上條 暢嵩 | 大阪 | 大阪 | 7.19 | 248 | 2年連続2回目 |
4757 | 山田 祐也 | 徳島 | 高知 | 6.62 | 284 | 6年ぶり4回目 |
4831 | 羽野 直也 | 福岡 | 福岡 | 6.93 | 201 | 8年連続8回目 |
4847 | 佐藤 隆太郎 | 東京 | 東京 | 7.05 | 267 | 2年連続2回目 |
4848 | 仲谷 颯仁 | 福岡 | 福岡 | 7.37 | 256 | 5年ぶり4回目 |
4851 | 関 浩哉 | 群馬 | 群馬 | 7.68 | 226 | 2年連続3回目 |
4914 | 吉田 裕平 | 愛知 | 愛知 | 7.70 | 244 | 初出場 |
4932 | 新開 航 | 福岡 | 福岡 | 7.21 | 267 | 初出場 |
この一覧を見ると、SG制覇経験豊富なベテラン勢に加え、初出場や地元推薦で名を連ねた若手レーサーも複数含まれていることがわかります。
特に勝率7点台後半から8点台のトップレーサーは、優勝戦線に絡む可能性が高い一方で、地元の水面を熟知する選手や初出場の勢いある選手が台頭するケースも少なくありません。
つまり「実力・地力のある選手」と「開催場を知り尽くした地元選手」がぶつかり合う舞台であり、両者のバランスをどう見極めるかが予想の鍵となるのです。
それでは、この出場選手の中から特に注目の選手を3人紹介していきたいと思います。
注目選手1:池田浩二
池田浩二選手は、SG優勝経験多数を誇るボート界屈指の実力者です。
勝率は8点台を維持し、安定したスタート力と展開を読む鋭さで長年トップ戦線を走り続けています。
特に大舞台に強く、過去にはグランプリ・クラシックなどでも優勝争いを演じ、プレッシャーを力に変える勝負強さが持ち味です。
今回のボートレースメモリアルでは、若松特有のナイター水面がカギとなりますが、池田選手はこれまで数々の難水面を克服してきた経験があり、冷静なレース運びで安定感を発揮することが予想されます。
ベテランならではの駆け引きと、ここ一番でのスタート集中力は、若手勢や地元勢を押さえて優勝戦進出を狙う上で大きな武器となるでしょう。
注目選手2:馬場貴也
馬場貴也選手は、いま最も勢いと実力を兼ね備えたレーサーのひとりです。
2023年福岡大会、2024年丸亀大会とボートレースメモリアルを2年連続制覇しており、今回の若松大会では史上初となる「3連覇」の偉業がかかります。
馬場選手の魅力は、自在な攻めと鋭いターンスピード。
インからの逃げはもちろん、カドからの一撃、差し・まくり差しまで展開に応じた多彩な戦法を繰り出せるため、どの枠からでも舟券に絡む可能性が高いのが特徴です。
また勝負強さも際立ち、大舞台でこそ持ち前の集中力を発揮できるタイプであり、直近のSG戦線でも安定して優出を果たしています。
今大会は若松特有の潮流やナイターコンディションが不確定要素となりますが、馬場選手は荒れ水面でも力を発揮できる調整力を持っており、優勝戦線の中心であることは間違いありません。
ファンやライバル選手にとっても、最大の注目株となる存在です。
注目選手3:西山貴浩
西山貴浩選手は、持ち前の明るいキャラクターと果敢なレーススタイルで多くのファンから支持を集めるレーサーです。
直近では2025年SGオーシャンカップで優勝を飾り、まさに波に乗って今大会に臨む存在。
勢いと実力を兼ね備えた注目株といえます。
最大の強みは、開催地・若松がホーム水面である点です。
潮の流れやナイター特有のコンディションを熟知しており、地元ファンの大声援を背に走れることは精神的にも大きなアドバンテージとなります。
また、展開を突く差し技やスタートでの思い切りの良さから、波乱を呼び込む可能性を秘めているのも魅力です。
特に今年は直近のSGタイトルホルダーとして臨むため、自信を持って攻める姿勢が見られるでしょう。
西山選手が地元でどのようなドラマを生み出すのか、多くのファンが注目しています。
地元勢・若手選手の台頭
今回の舞台・若松競艇場では、地元勢と若手選手の存在感が大きなポイントになります。
地元・福岡支部からは、西山貴浩選手をはじめ、羽野直也・前田将太・仲谷颯仁・新開航など、実力と勢いを兼ね備えたレーサーが多数出場。
若松の潮流やナイター特有のコンディションを熟知しているため、遠征勢に比べて細かな調整やレース勘で優位に立つ可能性があります。
また、今回が初出場となる吉田裕平(愛知)・河合佑樹(静岡)・菅章哉(徳島)といった若手選手にも注目です。
SGの舞台は独特の緊張感がありますが、フレッシュな勢いで予選突破し、準優勝戦・優勝戦に食い込むことができれば大波乱を呼ぶ存在になり得ます。
ベテランの安定感と比べると信頼度は下がりますが、地元選手の水面巧者ぶりや若手の一発力は、舟券的には高配当のトリガーとなりやすい要素。
実績のある選手を中心に押さえつつ、地元・若手の台頭も視野に入れることで、より高額払戻を期待できるでしょう。
ボートレースメモリアルの注目モーター
ボートレースメモリアルでは、モーターのコンディションが結果を左右する重要な要素です。
同じ選手でも、当たりモーターかどうかで展開や着順が大きく変わります。
若松では初下ろしから約9か月が経ち、中盤に差し掛かった使い込み済みモーターの傾向が明確になってきました。
ここでは特に優秀なモーターや注目の機体を厳選して解説します。
モーター番号 | 2連対率 | 勝率 | 優出回数 |
---|---|---|---|
12号機 | 53.57% | 6.67 | 8回 |
34号機 | 48.31% | 6.35 | 5回 |
30号機 | 48.31% | 6.30 | 6回 |
46号機 | 46.47% | 5.99 | 3回 |
11号機 | 46.67% | 6.81 | 4回 |
14号機 | 44.64% | 6.86 | 6回 |
6号機 | 44.0% | 6.62 | 4回 |
44号機 | 38% | 6.43 | 3回 |
上記の表からは、明らかに「12号機」が飛びぬけて優秀であり、若松開催における注目度No.1モーターであることがわかります。
また「34号機」や「30号機」は、構成バランスが高く、扱いやすさに定評があり、優出率も安定。
これらはどの選手が乗ってもパフォーマンスを引き出せる可能性が高く、舟券の軸として狙う価値が高い機体です。
さらに「11号機」や「14号機」のような行き足・直線特化型は、スロー戦の展開を読みやすく「6号機」のような素材が良い伸び系も含め、選手の個性や枠番、展開との相性で有効に活用できる局面が多いでしょう。
特に今大会は若松特有の干満差やナイター要素も加わるため、展開だけでなく『モーターの特性』を踏まえて選手を評価することが、予想精度を向上させる鍵となります。
ボートレースメモリアル2025予想のコツ
SGの舞台では全国のトップレーサーが集結するため、誰が勝ってもおかしくありません。
だからこそ「数字の裏にある傾向」を把握し、どんな展開が起きやすいのかを見極めることが重要。
ここでは枠番別の傾向や過去の優勝戦データを整理し、予想を組み立てる上でのポイントを紹介します。
枠番別データとイン逃げ率
若松競艇場は「全国平均並みのイン有利水面」で、1コースの1着率は約55%と全国平均(55%前後)とほぼ同じです。
したがって予想の基本はイン逃げを軸に組み立てること。
ただし、2コース差しや3コースまくり差しも一定数決まっており、優勝戦でもインが崩れるケースがあります。
枠番 | 1着率 | 2着率 | 3着率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1コース | 55% | 24% | 9% | 全国平均と同等。イン有利の基本形 |
2コース | 14% | 26% | 18% | 差し決まり手が目立つ |
3コース | 12% | 21% | 23% | まくり・まくり差しが多い |
4コース | 11% | 17% | 20% | ダッシュ勢の攻めが決まる水面 |
5コース | 6% | 9% | 15% | 展開の利を得て2・3着多め |
6コース | 2% | 3% | 8% | 舟券絡みは少ない |
数値を見ればわかる通り、1コースの信頼度は全国標準であり、まずはイン軸がセオリーです。
ただし、2・3コースの決定率も無視できないため「イン本線+2・3コースの逆転を押さえる」のがコツ。
さらに4カドからの一撃が決まると高配当が飛び出すため、穴狙い派は外枠の仕掛けにも注目しましょう。
過去のデータから見る傾向
予選や準優勝戦を含む大会全体の傾向を知ることで「どの決まり手が多いのか」を把握できます。
これにより、イン逃げの信頼度や外枠の一撃がどの程度期待できるのかをイメージしやすくなるでしょう。
決まり手 | 回数 | 割合 | 特徴 |
---|---|---|---|
逃げ | 約62% | 大会全体の中心 | イン有利は不変 |
まくり | 約15% | 2番目に多い | 3・4コース中心 |
差し | 約13% | 2コース巧者が目立つ | 展開に乗れば高配当 |
まくり差し | 約7% | 3・4コース発動 | 混戦時の決まり手 |
その他 | 約3% | 例外的 | 事故やF絡みで発生 |
データからわかる通り、全体の約6割がイン逃げ決着で、これはSGレースでも共通する「鉄則」です。
ただし、2〜4コースからの攻めも合計で3割近くを占めており、特に準優勝戦や混戦番組では差し・まくりが決まる確率が高まります。
つまり、ボートレースメモリアル全体では「インを中心にしつつ、2〜4コースの逆転シナリオを常に意識する」のが予想のコツ。
優勝戦だけでなく、予選や準優で高配当が生まれるのもこの特徴から来ています。
ボートレースメモリアルの配当傾向と万舟券データ
ボートレースメモリアルはSGという大舞台だけに、実力差が小さく番組も混戦が多いのが特徴です。
では実際に、どのくらいの頻度で万舟券が出るのか、平均配当はどれくらいなのか。
過去5大会全体のデータを整理しました。
開催年 | 全体平均3連単配当 | 万舟券発生率 | 特徴 |
---|---|---|---|
2024年(丸亀) | 約7,200円 | 18% | ナイターで外枠の一撃多め |
2023年(福岡) | 約6,800円 | 15% | 2コース差し決着が目立つ |
2022年(浜名湖) | 約8,900円 | 22% | 風の影響で荒れやすい |
2021年(蒲郡) | 約5,600円 | 12% | イン優勢で比較的堅い |
2020年(下関) | 約7,500円 | 17% | 準優で穴決着多発 |
データを見ると、全体平均配当は6,000〜8,000円台と標準的ですが、毎年15〜20%前後は万舟券が出ていることが分かります。
特に予選や準優の混戦カードでは高配当が出やすく、優勝戦の堅い決着とは対照的です。
つまり、ボートレースメモリアルを通して勝ち切るには「本線はイン逃げ決着=低配当ゾーンをしっかり拾う」「準優・波乱番組での万舟を狙って回収率を跳ね上げる」という二段構えが必要になります。
大舞台ほど「堅い=安全」と思われがちですが、実は大会全体を見れば意外と荒れる番組も多く、穴党にとっても十分チャンスがあるシリーズなのです。
ボートレースメモリアルまとめ
ボートレースメモリアル2025は、全国から選ばれた精鋭52名が集い、若松のナイター水面で熱戦を繰り広げるSGの大舞台です。
大会概要や注目選手、モーター情報、優勝戦の過去データを振り返ると、やはり基本はイン逃げ優勢。
ただし、2・3コースの差しやまくり、4カドの一撃といった逆転劇も十分にあり、予想の幅を広げる必要があることが分かります。
さらに、地元・福岡支部の選手や初出場の若手が台頭する可能性もあり「堅実な本線」と「一発逆転の穴」をどう組み合わせるかが舟券攻略のカギです。
配当傾向を見ても、イン逃げ決着は堅い一方で、荒れた年には万舟券が飛び出しており、資金配分によるリスク管理が勝負を分けると言えるでしょう。
本記事で紹介したデータや傾向を押さえておけば、予想の精度は確実に上がります。
堅実に勝ちを拾いたい人も、高配当を狙いたい人も、自分のスタイルに合わせて戦略を組み立て、ボートレースメモリアル2025を存分に楽しみましょう。
