競艇の出目買いは稼げる？出目の法則やパターン・出目ランキングまで徹底解説！

Boat Withの五十嵐 秀です。

今回は競艇の出目買いをご紹介します。

競艇予想で勝つためには、様々な情報を収集・分析する必要があります。

そのため、競艇を始めたばかりで何から始めればいいか分からない方はかなり時間がかかるでしょう。

ただ、着順を競い合う競技にはパターンや法則があり、特に出走数が少ない競艇においては顕著に現れます。

その定石や法則だけを考えた出目買いというものも存在するほどです。

今回は、そんな競艇の出目買いについて徹底解説！

出目ランキングや法則・おすすめの買い方などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

出目買いとは？

まず、出目買いとはどのような買い方なのか。

ご紹介します。

出目買いとは、レース展開を自身で予想しないで過去のデータなどを参考にする買い方です。

競艇はインコースが有利という定石から「1-2-3」を買うなどがこれにあたります。

競艇のルール上出やすい出目・出にくい出目があるので、情報収集や分析に時間を使う必要がない買い方です。

また、知識不足でも問題なく購入できるという利点もあります。

競艇の出目買いは大きく2つに分けられる

競艇の出目買いと言っても1つではなく大きく2つに分類できます。

それは以下の通り。

• 過去のデータを参考にした統計学的な出目買い
• 語呂や数字を合わせたオカルト的な出目買い

それぞれ詳しくご紹介します。

過去のデータを参考にした統計学的な出目買い

ある競艇場の最も出現する出目を買う。

回収率が高い出目をチェックしその出目を買う、などがこれにあたります。

また、連続性や確率を考えたものも同様です。

これらはどれも、過去のデータを参考にしているため「統計学的な出目買い」といえます。

データ収集をする時間はかかりますが、分析や展開予想をする必要がない買い方です。

語呂や数字を合わせたオカルト的な出目買い

これは、自分の誕生日や好きな数字・サイコロを振って出た出目などを買う買い方です。

サイコロの面は競艇の出走数と同じ1〜6なので、競艇ではよく使われる出目買いとなっています。

このような出目買いは、データを基にすることが全くない「オカルト的な出目買い」です。

統計学的な出目買いと比べて自分で数字を決めるだけで良いため、時間がかからないという利点があります。

出目買いで勝ちたいなら統計学的な出目買いがベスト

統計学的な出目買い・オカルト的な出目買いの2つに分類できる出目買い。

勝ち続けることを考えたら、統計学的な出目買いがベストです。

オカルト的な出目買いは全く時間がかからないという利点がありますが、完全な運勝負。

運で勝てるほど競艇は甘くありません。

また、競艇にはインコースが有利などの定石があるため、当てやすいレースは存在します。

オカルト的な出目買いをしていたら、そのような当てやすいレースで勝負するチャンスを自ら捨てているようなものです。

一方、統計学的な出目買いであれば、情報収集や分析を細かく行えていないとはいえ、過去のデータを参考にしています。

仮に、ある競艇場の1年間の出目データが90％「1-2-3」だった場合、その出目だけを買い続ければ90％の的中率を保つことが可能です。

このように、両者には時間の他に「確率」や「可能性」といった明確な違いがあります。

オカルト的な買い方はその場を楽しむことには長けていますが、勝つことを考えた場合は避けた方が無難でしょう。

競艇の出目ランキングTOP10をご紹介！

競艇の出目買いがどのようなものかは理解できたと思います。

では次に、競艇の出目ランキングをご紹介します。

今回は、出目買いをする際に注目されることが多い以下2つに絞りました。

• 競艇で出やすい出目ランキング
• 競艇で万舟券になりやすい出目ランキング

それぞれ詳しくご紹介します。

競艇で出やすい出目ランキング

最も出やすい出目は「1-2-3」。

続いて「1-2-4」「1-3-2」が上位にランクインしました。

また、TOP10すべてに1号艇が絡んでいます。

競艇は、インコースが有利となるため1号艇を中心に決着しやすいのは当然でしょう。

ただ、競艇は枠なりで進入することもあれば、前付けをすることもある競技です。

そのため、1号艇＝1コースではありません。

出目ランキングでは1号艇が圧倒的ですが、これは1号艇が1コースになりやすいだけ。

1号艇であっても6コーススタートとなることもあります。

従って、1号艇が有利なのではなく1コースが有利であるということは覚えておきましょう。

競艇で万舟券になりやすい出目ランキング

最も高配当がつきやすい出目は「6-5-4」。

続いて「6-5-3」「6-5-2」が上位にランクインしました。

また、TOP10すべてにアウトコースの5・6号艇が絡んでいます。

先ほども紹介した通り、競艇はインコース有利というセオリーがあるのでアウトコースが入線すると配当が付きやすいのでしょう。

ただ、峰竜太選手のようなあまりにも強い選手が6コースから出走すると言った場合は話は別。

6コースとは言えど、入線する可能性が高いので大きな配当には期待できない場合が多いでしょう。

競艇の出やすい出目・出にくい出目の法則・パターンについて

続いて、競艇の出やすい出目・出にくい出目をご紹介します。

下記に、全競艇場の結果をまとめました。

平和島競艇場以外、全競艇場において最も出やすい出目は「1-2-3」です。

反対に、出にくい出目は6コースが絡む買い目となっています。

競艇は、大前提としてインコースが有利ですが、あくまで前提的な法則で状況によってはこれに限りません。

例えば、天候が荒れているレース。

インコースの選手は直線からほぼ直角にターンマークを回らなければいけないため、ターンマーク付近ではかなり減速するのが基本です。

そのため、天候が荒れている際は普段よりも減速します。

対して、アウトコースの選手は若干斜めからターンに入ってくるため、ターンの角度はインコースの選手よりも緩やかで速度を落とす必要がありません。

これにより、普段よりも捲りが発生しやすくなります。

最も出る出目に関しては全競艇場共通ですが、天候や選手の配置などの状況によって法則・パターンは変わるということを覚えておきましょう。

競艇の出目買いをする際におすすめの注目ポイントは3つ

競艇の出目買いをする際は、過去のデータを参考にするのがおすすめです。

ただ、出現率が40％の出目があるとしても、その確率は出目の的中確率ではありません。

つまり、データを参考にするのは過去10年間などでは足りないのです。

そこで、出目買いをする際におすすめの注目ポイントを3つご紹介します。

• 競艇場の特徴に注目する
• 連続性や確率に注目する
• 回収率に注目する

それぞれ詳しくみていきましょう。

競艇場の特徴に注目する

競艇は、どの会場であってもインコースが有利な競技です。

ただ、競艇場には「水質」や「幅員」などの違いがあるため、セオリー通りになりやすい競艇場もあれば違う競艇場もあります。

例えば、水質が海水の競艇場。

競艇は、ターンをいかに上手くできるかが最も大切ですが、直線でスピードを出すことができることも重要です。

体重が軽い選手の方がスピードが出しやすいため有利になります。

しかし、水質が海水の場合は淡水に比べて塩分が多く浮力が強いです。

浮力が強い場合は体重が軽いと操縦がうまくいかず、実力がある選手であっても負けてしまうことも少なくありません。

水質によってはコースの有利不利だけでなく体重までも考えなくてはならないのです。

その体重差と過去の出目を組み合わせることによって、より1レースにフォーカスした出目買いが可能となります。

連続性や確率に注目する

競艇は、1日12レース行われるのが基本です。

仮に、ある競艇場で「1-2-3」という出目の出現率が50％だったとしましょう。

この場合、その「1-2-3」を毎レース購入すれば、単純に6レースは当てることができるという計算ができます。

ただ、連続性を考えれば、より的中期待度を上げることが可能です。

例えば、その競艇場での半日のレース結果が以下のような場合。

半分の6レース中2〜6レースまで5連続「1-2-3」で決着。

出現率50％の出目の連続性を考えると、次のレースでこの出目が出る可能性は低いと考えられます。

なので、後半のレースの中で最も簡単そうなレースだけを出目買いする。

といった「連続性」「確率」を考えた出目買いをすることが可能になるのです。

連続性は確率というよりオカルト的な要素を含むものになりますが、単に出やすい出目を買うよりも期待値が増すことは間違い無いでしょう。

回収率に注目する

出現率が70％の出目をずっと買う出目買いの場合、その通りになれば的中率は70％を保つことが可能です。

ただ、ギャンブルは当てるだけでは勝つことはできません。

回収率が101％以上で初めて勝ちと言えます。

どんなに出やすい出目だからと言っても、その出目を買った際の回収率が100％以下だった場合は勝てないのです。

競艇のようなギャンブルでは、その出目に対するオッズや人気というのはレースごとに異なるので、出目買いをする際は回収率に注目するようにしましょう。

【条件別】競艇でおすすめの出目買いをご紹介！

競艇はルール上インコースが有利です。

しかし、選手それぞれの実力は異なるため、コースの有利不利だけではなく、選手それぞれの実力も加味しなければなりません。

そこで、これまでご紹介してきた内容をもとに、条件別でおすすめの出目買いをご紹介します。

1コースに強い選手がいる場合

1コースに強い選手がいる場合は、その選手を軸とした買い目が有効です。

例えば、以下のようなレース。

この場合のおすすめの出目は以下の通り。

有利なインコースに実力のある選手が配置されているため、スタート事故などがなければ順当な決着が見込めます。

セオリー通りインコースを中心にした出目買いをすれば問題ないでしょう。

2コースに強い選手がいる場合

2コースに強い選手がいる場合は、1コースに強い選手がいる場合と考え方は同様です。

仮に、以下のようなレースがあったとします。

この場合のおすすめの出目は以下の通り。

2コースの選手を中心とした買い目を作成するのがベターです。

しかし、コースの有利不利を考えると1コースの選手がイン逃げをする可能性も否めません。

よって1・2コースを中心としたフォーメーション買いをすれば、的中期待度はかなり高くなるでしょう。

3コースに強い選手がいる場合

3コースに強い選手がいるレースでは、決まり手が「まくり」となるケースが多いです。

例えば以下のようなレース。

この際考えられる出目は以下の通り。

比較的有利な位置にいる1・2コースの選手ですが、3号艇が強い場合はまくられると波の影響から抜け出すことが困難になります。

特に、2コースの選手は1・3コース両側から波が押し寄せるため、1マークでアウトコースの選手にも捲られる可能性が高いです。

対して、4コースの選手は3コースの選手を追尾する展開が基本となるため、2・3着まで入る可能性が高くなります。

アウトコースの選手に関しては3着になる可能性はゼロではありませんが、そこまで意識しなくても良いでしょう。

4コースに強い選手がいる場合

4コースに強い選手がいる場合の考え方は、3コースに強い選手がいる場合とは若干異なります。

例えば以下のようなレース。

この際考えられる出目は以下の通り。

4コースの選手が強い場合は、アウトコースの選手が追尾する形が多くなります。

対して、インコースよりの選手達が1度抜かれてしまうと捲り返すことは困難です。

ただ、4コースに強い選手がいる場合は3コースに強い選手がいるよりもインコースの有利性は高くなるため、1コースの選手が活躍する可能性は否めません。

従って、2・3コースの選手を外した買い目が有効と言えます。

5コースに強い選手がいる場合

5コースに強い選手がいる場合は「まくり」「まくり差し」などが出やすくなります。

例えば以下のようなレース。

この際考えられる出目は以下の通り。

基本的に4コースに強い選手がいる場合と考え方は同じですが、追尾するのは6コースの選手のみ。

加えて、インコースの選手の有利性はかなり高くなるため、1・2コースの選手の活躍が予想されます。

従って、センターコースの2選手を省いた買い目が適切と言えるでしょう。

6コースに強い選手がいる場合

6コースに強い選手がいた場合も、これまでの考え方と同様です。

例えば以下のようなレース。

この際、考えられる出目は以下の通り。

どれだけ実力差が離れているとはいえ、6コースはかなり不利な位置です。

定石通りインコースの選手の活躍が考えられますし、追尾する選手はいません。

なので、この場合は全艇を含めた買い目が有効となります。

ただ、当たっても買い目が多くトリガミとなる可能性が高いので、勝負しないという選択肢も考えておきましょう。

複数名強い選手がいる場合

複数名強い選手がいる場合は、実力ある選手がどのコースにいるのかによって考え方が変わります。

仮に、1・4コースの選手の実力が高い場合は、上記で説明したインコース有利を考えてください。

そのため、買い目は「1-234-234」です。

4・6コースに強い選手が配置されている場合であっても同じ考え方で問題ないので、買い目は「1-234-456」となります。

ただ、3・4コースや4・5コースなど、隣のコース同士で実力ある選手が配置されている場合は、アウトコース寄りであってもインコース有利とはなりにくいです。

なので、そのような場合は「3-124-156」や「4-123-156」といった選手の実力を重視した買い目が有効となります。

出走メンバー全員の実力が拮抗している場合

出走メンバーの実力が拮抗している場合は、選手の有利不利での決着はあまり見込めません。

なので、競艇のセオリーを重視するようにしましょう。

ただ「選手の実力が拮抗している」というのは、2つのパターンに分かれます。

• 出走メンバーの階級が同じ
• 勝率に大きな差がない

出走メンバー全員が実力者である場合は、アウトコースの選手はアウトコースからの攻め方を知っています。

インコースの選手はその攻め方を止める手段も知っているでしょう。

その場合は、コース有利よりも選手の得意不得意の方が重要となります。

また、該当する競艇場での戦績を調査することも大切です。

一方、実力が劣る選手同士のレースの場合は、どの選手も経験不足や判断が鈍いことが考えられます。

そのため、コースの有利性を考えることがベターです。

ただ、これらのレースは情報収集・分析が必須となり、出目買いとは言えません。

それに加えて、有利不利が見極めにくく誰が勝利してもおかしくないレースです。

なので、実力が拮抗している選手同士で行われるレースは、勝負を避けることも勝率を上げるための選択肢として持っっておきましょう。

競艇で出目買いをする際の注意点は2つ

ここまでで、競艇の出目買いについては理解できたでしょう。

では、これらを踏まえた出目買いをする際の注意点をご紹介します。

それは以下の2つ。

• 出目買いは必勝法ではない
• 出目の出やすさだけに注目しない

それぞれ詳しく解説します。

出目買いは必勝法ではない

競艇には、他の公営ギャンブルにはない「インコース有利」という分かりやすいセオリーがあります。

そのため、競艇における出目買いはかなり理にかなった予想方法です。

ただ、出目の出現率が高かったとしても、その場の状況によって有利不利は変わります。

事故が起きてレースが大荒れになることも否めません。

従って、出目買いは理にかなってるとはいえ必勝法とはなり得ないのです。

出目の出やすさだけに注目しない

出目買いをする際、最も重要視されるのが出現率です。

ただ、上記でも説明したように、競艇は当てただけでは稼げません。

なので、出現率だけにフォーカスしていると、的中率は良くてもマイナス収支なんてことになりかねないのです。

また、出にくい出目を買って回収率を上げることもお勧めできません。

そもそも出る可能性が低い出目を買っても当たる可能性が低いです。

当てただけでは稼げないですが、当てないと勝てません。

なので、出やすさ・回収率の両方を考え、期待値の高い出目を買うようにしましょう。

競艇初心者の方は企画レースで出目買いをするのがおすすめ

競艇には、企画レースというものがあります。

企画レースは、どれも「当てやすさ」を重視しているレースです。

その内容として代表的なのは以下の2つ。

• ドラドキ目玉（桐生競艇）
• 進入固定！！ガチ勝゛ち8（丸亀競艇）

進入固定となるレースでは、前付けからの展開を考える必要がありません。

実力が離れている選手が出走しているレースは、出やすい出目・出にくい出目の差がかなり開きます。

つまり、企画レースは出目買いにうってつけなのです。

競艇を始めたばかりでわからない・出目買いについてまだしっかりとした知識がない。

なんて方であっても、簡単に出目買いができるでしょう。

出目買いは、経験を積むことにも向いている買い方なので、企画レースでぜひ試してみてください。

競艇の出目買いにまつわるQ&Aを解説！

最後に、競艇ファンの間でよくある出目買いに関する質問をまとめました。

それは以下の通り。

• 有名人の買い方を真似するのはアリ？
• 出目アプリとか出目スロットって使える？

それぞれ詳しく回答をしていくので、ぜひご覧ください。

有名人の買い方を真似するのはアリ？

競艇芸能人や競艇ユーチューバーなど、競艇予想などの動画を投稿している方や予想方法をSNSで公開している有名人はたくさんいます。

その予想方法や買い方はたちまち競艇界隈で話題となり、名前がつけられることも少なくありません。

ここ最近で有名な買い方は「蛭子買い」「ういち買い」です。

蛭子買いに関しては、正直そこまで精度が高いものではありませんし、希望的観測がかなり多い買い方となっています。

オカルト的な要素が多い上に当たらないという声が多数なので、勝ち続けることはできないでしょう。

ういち買いは「1番人気を外す」といった若干出目買いとは異なる買い方です。

1番人気で決着するというのは確かに少ない気もするので、理にかなっているかもしれません。

ただ、1番人気を外したとしても当たる可能性が高くなるわけではありませんので、参考までに考えておくのがベストでしょう。

この他にも「プロ」と呼べるほどの実力がある方もいますが、有名人の買い方は丸乗りできるほどとは言いにくいのが現実です。

出目アプリとか出目スロットって使える？

競艇だけでなく、競馬や競輪・他のギャンブルでも使うことができる出目アプリやスロット。

自分で買い目を決める必要がなく、かなり簡単で楽しいといった利点があります。

ただ、出目アプリや出目スロットを使った出目買いは、データを参考にしていないオカルト的な出目買いです。

また、競艇には出やすい出目・出にくい出目があります。

仮に出にくい出目しか出なかった場合、勝ち続けることは不可能に近いです。

従って、出目アプリや出目スロットは競艇においては不向きと言えます。

【まとめ】競艇の出目買いはレースを厳選すれば勝てる

今回は、競艇の出目買いについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

競艇の出目買いは、調べれば誰でもできる買い方なので利便性は抜群です。

しかし、勝ち続けることを目的としている場合は不向きと言えるでしょう。

もし、出目買いで勝ちたいと考えているのであれば、今回紹介した内容を振り返り勝負してみてください。

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