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宮島競艇を特徴から完全攻略!水面特性やコース別成績・傾向までご紹介!

Boat Withの「五十嵐 秀」です。

今回は宮島競艇の特徴をご紹介します。

宮島競艇の特徴を紹介する記事のサムネイル画像

1954年に開設され、中国地方のボートレースファンに長年親しまれてきた宮島競艇。

世界遺産・厳島神社の大鳥居を望む絶景ロケーションにあり、観光とレース観戦を同時に楽しめる人気の競艇場です。

しかし、美しい景観とは裏腹に、宮島競艇は潮の干満差や風向きの変化、2マークのうねりなど、全国でも屈指の荒れる水面を持つことで知られています。

そのため波乱の展開が多く、万舟券が飛び出すこともしばしば。

予想の難しさと魅力が共存する競艇場なのです。

そこで、本記事では宮島競艇の水面特徴・季節ごとのレース傾向・出目や決まり手の傾向・攻略のポイント・地元有力選手まで徹底解説します。

「宮島競艇で勝ちたい」「荒れる展開を味方につけたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

本記事について
本記事の監修者 五十嵐 秀

Boat Withの検証結果や推奨利用方法は運営責任者である五十嵐 秀が監督しています。これまでの実績をもとに、数ある悪徳サイトの知識もしっかりと把握しており、どのサイトが信頼に値するのか細かく検証します。

宮島競艇場の特徴

宮島競艇は潮や風の影響で荒れやすく、データだけで組み立てるのが難しい場。

そこで、実際に宮島で実績を出している予想サイトを先に比較しておきます。

「安定して当てたいのか」「高配当を狙いたいのか」。

自分の方針に合わせて登録しておくと、この先の特徴解説を読んだあとにすぐ活用できます。

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登録後はこの記事の「水面状況」「季節傾向」「決まり手」を照合して買い目を取捨選択してください。

宮島競艇場の水面特徴

まずは、宮島競艇の水面特性から。

宮島競艇の水面図を紹介する画像

競艇場は全国で24箇所あり、それぞれの競艇場で水面に違いがあります。

それぞれ、レース内容に大きく関わってくることなので、理解せず予想をしてしまうと結果は散々なものに。

そうならないためにも、まずは基本的な宮島競艇の水面特性を押さえておきましょう!

1マークがホーム側に近く実力差が出やすい

宮島競艇は1マークがホーム側に近く実力差が出やすいことを紹介する画像

宮島競艇の1マークは、ホーム側が40mでバック側が85mと他の競艇場よりやや狭い特徴があります。

1マーク周辺の水面が狭いことで、選手たちの腕前がターン時に出やすいです。

優れたテクニックを持つ選手は、水面の狭さに負けずに上手くターンできるので、選手の実力を確認することが重要となります。

選手の力量を見極めるには、出走表の勝率や競艇場公式サイトのコース別成績を参考にすることが役立つでしょう。

節の序盤では、遠征組の選手が水面に慣れていない可能性があるため、地元の選手に注目するのもおすすめです。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
展示航走を見て、上手くターンができているか判断しましょう!

200m標識が見にくくスタートが乱れやすい

宮島競艇では200m標識が見にくくスタートが乱れやすいことを紹介する画像

宮島競艇の200m標識は、他の競艇場と比べるとスリットに対して斜めに配置されています。

更に、高い位置にあるため、選手たちが起こし位置を正確に把握しにくく、スタートのタイミングを調整しにくいです。

これに加えて、干満差が大きく風向きが変わりやすい環境があり、スタート隊形が乱れやすい特徴があります。

そのため、4・5コースが出足で遅れることがよくあり、6コースが1着になることもしばしば。

特に、実力がやや劣る選手が多いレースや風速が4m以上の時には、6コースからの1着が狙い目となります。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
スタート隊形がどうなるかは、展示航走を見て確認しましょう!

水面の高さが変わりやすく状況に応じた狙い方が必要

宮島競艇では水面の高さが変わりやすく状況に応じた狙い方が必要であることを紹介する画像

宮島競艇では、潮の影響が著しく、他の競艇場よりも水面の高さが1日の中で頻繁に変動します。

これは、競走水面の2マーク側が瀬戸内海と直結していることが原因です。

1日の中で水面が最も高いのは満潮時であり、最も低いのは干潮時。

満潮時には「まくり」が流れやすく、逆に干潮時には「まくり」を決めやすくなります。

したがって、満潮時には1~2コース、干潮時には3~6コースに注目してみましょう。

また、干潮から満潮の時間帯では、2マーク側から潮が流れ込み、逆に満潮から干潮の時間帯では向かい潮になります。

これは「追い潮」と呼ばれ、流れに乗りやすい1~2コースが有利に。

潮の影響が大きい大潮や中潮の日には、潮の動きを重視して予想するのが良いでしょう。

一方で、小潮・長潮・若潮の日は潮の影響が小さいため、他の予想材料に焦点を当ててみてください。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
水面状況に合わせて、柔軟に狙い方を変えましょう!

2マークにうねりが発生するので逆転しやすい

宮島競艇では水面の高さが変わりやすく状況に応じた狙い方が必要であることを紹介する画像

宮島競艇では、主に2マーク周辺で「うねり」が生じるので逆転が多発します。

ただし、先頭をキープしている艇が有利なことには変わりないので、抜かれることは少ないです。

逆に、2番手以降の艇は横一線になりやすく、逆転のチャンスが増えます。

したがって、舟券を購入する際は1着を絞り込んで、2・3着に対して幅広く予想すると良いでしょう。

特に、満潮や上げ潮の際には「うねり」が発生しやすくなるため、2・3番手からの逆転を考慮することが重要です。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
うねりは目では見えないので、展示航走などでターンの良さを判断しましょう。

宮島競艇場の水質は「海水」で浮力が大きいという特徴がある

宮島競艇の水質が海水であることを紹介する画像

宮島競艇の水質は「海水」で、潮の満ち引きによって水面が変動し、艇の浮力も大きく影響を受けます。

潮の変動が大きい日は、スタートやターンが難しく、選手たちにとって走りにくい状態に。

地元の選手はこの地域に慣れているため、特に広島支部の選手の評価を上げましょう。

また、水面が浮力に富んでいるため、体重の重い選手でもスピードを出しやすくなります。

従って、同じ勝率の選手がいる場合は、体重の重い選手を優先考慮するのが良いでしょう。

天候の特徴

競艇場は、各地で様々な場所に位置しているため、その場所ごとに天候の影響は変化します。

風が吹きやすい競艇場や、雨によって水面が上昇する競艇場など影響は様々。

では、宮島競艇ではどういった天候の影響があるのでしょうか。

詳しくご紹介していきます。

夏は向かい風で冬は追い風が吹きやすい

宮島競艇では夏は向かい風で
冬は追い風が吹きやすいことを紹介する画像

宮島競艇では、風の傾向が夏場は向かい風、冬場は追い風が多いですが風向きが時折変化することもあります。

まず、風向きに関係なく、風速が4m以下であれば1コースの1着率はあまり大きく変わりません。

しかし、向かい風が5m以上になると1コースの1着率が低下し、代わりに2・4コースの1着率が上昇。

一方、追い風が5m以上の場合は1コースの1着率が低下し、3・6コースの1着率が増加します。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
特に追い風の3コースからのまくりが成功しやすい状況は稀なので、予想の際には注意が必要です。

宮島競艇場のレース傾向から見る特徴

全国各地にある競艇場ですが、それぞれの競艇場でレース傾向は大きく異なります。

では、宮島競艇はどういったレース傾向があるのでしょうか。

過去の結果からレース傾向を詳しく調べてみました。

今回は、下記の5つに分類して紹介していきます。

  • コース別入着率
  • コース別の決まり手
  • 枠番別コース取得率
  • 3連単分布図
  • 出目傾向

これらの情報を把握することで、宮島競艇でのレース展開をより正確に行えます。

しっかり頭に入れておきましょう!

コース別入着率

まずは、季節ごとのコース別入着率を見ていきましょう。

季節によっては、有利とされるコースが一転し不利になることも・・・。

それぞれ、コース別入着率が大きく異なってくるので覚えておきましょう。

春は最大で3m50cmの潮位差が出る

宮島競艇の春の特徴を紹介する画像

春の宮島競艇は、風の影響が受けにくい一方で、潮位差が顕著になります。

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 60.9 16.4 8.7 5.9 4.3 3.6
2 12.4 26.5 17.5 16.0 15.1 12.2
3 11.4 23.5 21.3 17.2 16.8 9.5
4 9.1 17.6 20.9 19.6 16.1 16.4
5 5.4 10.6 17.7 22.8 25.0 18.3
6 1.7 6.6 15.5 19.7 22.5 33.6

なんと、満潮時には最大で潮位が3m50cmも変動することも。

満潮時には、宮島からの連絡船が引き起こす底うねりが2マーク側に流れ込むため、逆転や順位の変動がより頻繁に起こります。

同時に、満潮時にはモーターの機力が良い艇が結果を残す傾向です。

また、干潮時は水面が比較的穏やかであるため、インコースからのスピードターンを活かした「イン逃げ」が多く見られます。

夏は風向きが変わりやすくスタートに苦戦する

宮島競艇の夏の特徴を紹介する画像

夏になると、海風が吹き込み、午前と午後で風向きが変動します。

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 59.3 17.5 8.0 6.1 4.6 4.1
2 12.4 25.3 22.0 14.2 14.2 11.6
3 12.3 21.5 21.0 17.7 16.6 10.6
4 10.7 18.3 18.6 18.6 18.5 14.9
5 4.3 13.4 18.9 25.2 21.1 16.8
6 1.8 5.2 12.8 18.9 24.3 36.8

この風向きの変化と潮位差により、スタート時の見え方も大きく変わり選手たちはスタートに苦戦しやすいです。

特に1日で2回走る選手は、風向きや潮の変化に注意を払う必要があります。

逆に、夏に好成績を収める選手はスタートに適応しやすいことが多いです。

宮島競艇に慣れていない選手は、風向きや潮位の変動に対処するのが難しいので地元の選手が有利と言えます。

秋は新モーターに変わった直後でパワーが出しづらい

宮島競艇の秋の特徴を紹介する画像

この時期に新しいモーターが導入されますが、新モーターは回転のクセが付いていないため、パワーが発揮しにくいという傾向があります。

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 56.9 16.4 10.5 6.6 5.2 4.1
2 14.7 25.0 18.8 17.5 12.2 11.5
3 11.6 26.1 18.2 15.9 17.3 10.7
4 9.8 15.5 22.2 18.1 20.1 13.9
5 6.1 13.4 16.8 21.4 20.9 21.1
6 2.0 4.6 14.5 21.8 24.6 32.2

特に10月になると潮位が最も高くなり、満潮時にはモーターのパワーが波に勝てず順位を下げることがしばしば。

新しいモーターが導入されると、その性能を発揮できるかは分かりづらいので、選手の名前だけで舟券を購入するのはお勧めできません。

新しいモーターにも明確な性能の違いは存在するので、スタート展示でモーターの性能を確認してから舟券を選ぶようにしましょう。

冬は西日の影響でスタート難易度が上がる

宮島競艇の冬の特徴を紹介する画像

冬に入ると、太陽が西に傾き夕方には大時計の真後ろに太陽が沈みます。

この状況から、スタート地点から大時計が逆光で見えにくくなりスタートが難しくなる傾向に。

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 59.3 17.5 8.0 6.1 4.6 4.1
2 12.4 25.3 22.0 14.2 14.2 11.6
3 12.3 21.5 21.0 17.7 16.6 10.6
4 10.7 18.3 18.6 18.6 18.5 14.9
5 4.3 13.4 18.9 25.2 21.1 16.8
6 1.8 5.2 12.8 18.9 24.3 36.8

さらに、冬場は前半戦が追い風であり、後半戦が向かい風と風向きが安定しないことが多いです。

スタートの状態は、常にスタート展示で確認するよう心がけましょう。

コース別の決まり手「3コースのまくりが決まりやすい」

宮島競艇のコース別の決まり手を紹介する画像

宮島競艇における各コースごとの傾向を見てみると、3コースからの「まくり」が比較的頻繁に成功しています。

逃げ 差し まくり まくり差し 抜き 恵まれ
1コース 96.0% 0.0% 0.0% 0.0% 4.0% 0.1%
2コース 0.0% 64.1% 25.5% 0.0% 9.3% 1.1%
3コース 0.0% 11.7% 43.4% 32.2% 11.5% 1.4%
4コース 0.0% 16.7% 44.8% 26.4% 11.0% 1.0%
5コース 0.0% 6.0% 22.8% 57.3% 12.2% 1.7%
6コース 0.0% 9.8% 33.9% 43.3% 11.1% 2.0%

3コースの「まくり」は、1~2コースの艇がスタートで遅れた時に決まりやすいです。

STを比較して、3コースの選手が先行できそうであれば、まくりを期待しても良いでしょう。

さらに、3コースから「まくり」が成功すると、外側のコースの艇が2着に続くことが多いです。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
宮島競艇において3コースの1着を狙う際には、スジ舟券「3-4」に注目してみましょう!

枠番別コース取得率「全国平均とほぼ同じ」

宮島競艇の枠番別コース取得率を紹介する画像

宮島競艇では、枠番別コース取得率が他の競艇場とほぼ同様です。

艇番 1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1号艇 98.7% 0.8% 0.2% 0.1% 0.0% 0.0%
2号艇 0.6% 92.6% 5.4% 0.8% 0.3% 0.0%
3号艇 0.1% 1.8% 88.9% 6.6% 1.4% 0.8%
4号艇 0.1% 1.4% 2.7% 85.3% 8.2% 2.0%
5号艇 0.2% 1.8% 1.3% 4.3% 79.3% 12.9%
6号艇 0.2% 1.6% 1.5% 3.0% 10.8% 82.7%

1~3号艇は枠なり進入が一般的ですが、4~6号艇は時折コースを変えることがあります。

競艇には、4~6号艇が1~3コースを奪取しに行く「イン屋」と呼ばれる選手たちが存在。

代表的な選手には、西島義則選手や江口晃生選手・深川真二選手などが有名なので覚えておきましょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
こういった選手が出走する場合、スタート展示の進入隊形から実際のレースの進入隊形を予想してみると良いでしょう。

3連単分布図「全国平均とほぼ同じ」

宮島競艇の3連単分布図を紹介する画像

宮島競艇における3連単の配当分布は、全国平均の傾向とほぼ同じです。

配当 出現率
鉄板 43.3%
中穴 39.3%
大穴 17.4%

鉄板・中穴・大穴がバランスよく出現するため、各レースごとに狙い方を柔軟に変えることが大切です。

たとえば、1号艇の選手が他の枠番の選手よりも強いと思われるレースでは、鉄板狙いが良いでしょう。

逆に、1号艇の選手が相対的に弱いと感じる場合は、中穴や大穴に期待することもおすすめです。

選手の実力だけでなく、モーターや水面状況も考慮しつつ、柔軟に狙い方を変えてみると良いでしょう。

出目傾向「6コースの1着率が少し高い」

宮島競艇の出目傾向を紹介する画像

宮島競艇における出目傾向を見てみると、6コースの1着率が全国平均よりもやや高いです。

さらに、6コースにおいては2連率も全国平均よりも高めに。

コース 1着率 2連率 3連率
1コース 58.2% 73.9% 82.2%
2コース 12.1% 38.1% 57.0%
3コース 12.3% 34.6% 55.3%
4コース 9.7% 27.2% 47.6%
5コース 5.6% 18.0% 36.6%
6コース 2.1% 8.8% 22.5%

そのため、宮島競艇で予想を行うときには、6コースの1・2着に注目することが賢明です。

他の競艇場では、インコースから順に1着率が高まることが一般的。

ですが、宮島競艇では2・3コースの1着率がほぼ同じ水準となっているので注意しておきましょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
宮島競艇では、2コースの1着が狙いにくいです。

宮島競艇場の特徴・傾向を押さえた予想のポイント

宮島競艇予想では、下記3つのポイントを押さえることが成功のカギとなります。

Point!
  • 水面状況に合わせて狙い方を変える
  • 選手のスタートタイミングを評価する
  • 周回展示の2マークを注視する

この4つを意識し、「期待値」を軸に舟券を組み立てることが成功のカギです。

単なる的中率だけでなく、オッズとのバランスを考えた買い目を見つけることで、宮島競艇でのプラス収支に一歩近づけます。

水面状況に合わせて狙い方を変える

宮島競艇では水面状況に合わせて狙い方を変えることを紹介する画像

宮島競艇は海水コースの中でも干満差が大きく、レース展開に直結するのが最大の特徴です。

特に「上げ潮」か「下げ潮」か、「風速が何mか」で有利コースが大きく変動します。

以下に基本パターンを整理しました。

コース 潮の状態 風の状態
1コース 満潮
上げ潮
風速4m以下(イン逃げ有利)
2コース 満潮
上げ潮
向かい風5m以上
3コース 干潮
下げ潮
追い風5m以上(まくり一撃)
4コース 干潮
下げ潮
向かい風5m以上
5コース 干潮
下げ潮
風の影響は比較的少なめ
6コース 干潮
下げ潮
追い風5m以上で好配当チャンス

この表を活用する際は、まず当日の潮汐表を確認し、満潮か干潮かを把握しましょう。

さらに、現地に設置されている空中線標識の小旗や、宮島競艇公式サイトに掲載されている風向き情報で直前の風をチェック。

満潮+無風なら鉄板イン逃げ、干潮+強い追い風なら外枠まくり一撃の波乱、といった展開が見えてきます。

こうした「環境条件」と「コースごとの強弱」を組み合わせて考えることで、単なるオッズ頼みの予想から一歩進んだ戦略的な舟券購入が可能になるのです。

選手のスタートタイミングを評価する

宮島競艇では選手のスタートタイミングを評価することを紹介する画像

宮島はスタートの難しさで知られる競艇場です。

潮の流れや風でスタートラインが視覚的に取りづらく、選手のスタート巧拙が勝敗を大きく左右します。

そのため、予想の際には「選手のスタート力」を具体的な指標でチェックすることが欠かせません。

指標 見るべきポイント 意味合い
平均ST 通年ベースのスタート傾向 小さいほどスタート巧者。基礎能力の把握に有効
今節ST 開催中のスタート精度 水面適応と当節の感触を反映。宮島では最重要
フライング持ち 直近F/休み明けの有無 慎重になりやすく突っ込みにくい傾向
スタート展示 タイミング&スリット後の加速 遅れても“伸びで挽回できるか”の判断材料

このように複数のデータを組み合わせることで「本番で前に出られる選手」を見極めることができます。

特に宮島は潮位によってスリットが流れやすいため、平均STよりも今節STを重視するのが実戦的。

展示航走では「スリット後の加速感」も確認してください。

スタートで遅れても加速で伸びる艇は巻き返しが可能で、逆に加速が弱い艇はスタート遅れをそのまま引きずりやすいです。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
広島支部の選手は地元に慣れているため、早いスタートを確立しやすいので少し評価を上げておくと良いでしょう。

周回展示の2マークを注視する

宮島競艇では周回展示の2マークを注視することを紹介する画像

最後に、宮島競艇では、周回展示の2マークで艇の乗り心地を注意深く観察しましょう。

宮島競艇では2マークでうねりが発生しやすく、これが乗り心地に影響を与える原因となります。

周回展示の2マークで、ターンが乱れたり流れたりしていた艇は評価を下げてみてください。

逆に、安定したターンや小回りなターンを見せた艇は、評価を高めましょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
特に満潮や上げ潮の際には、2マークが特に荒れやすい傾向があるため、周回展示で艇ごとの差を評価してみてください。

宮島競艇場の基本情報

宮島競艇の特徴は理解できたでしょうか?

ここまで宮島競艇について学べば、実際に足を運んでみたくなるでしょう。

ということで・・・。

最後に、宮島競艇の基本情報をまとめてみました。

施設情報やアクセスなど、足を運ぶ上でも重要な情報が盛り沢山!

宮島競艇に足を運ぶ際には、参考にしてみてください。

施設情報

宮島競艇の施設情報を紹介する画像

宮島競艇の指定席は、場内の4階に配置されています。

入場料金とは別に、利用料金を支払うことでこれらの席を利用可能。

各席の定員や利用料金は以下の通りです。

グループ 席名 利用料 定員 席数
プレミア シングル 1席:5,000円 1名 5席
ゴールド シングル 1席:3,000円 1名 29席
車椅子用 1席:3,000円 1名 1席
ブロンズ シングル 1席:1,000 1名 75席
車椅子用 1席:1,000円 1名 1席
ペア 1席:1,500円 2名 2席
ハッピールーム 1室:4,000円 4名 2室

宮島競艇の指定席は、どの座席でもモニターとフリードリンクが提供されています。

座席の確保だけを望む方には、費用が抑えられるブロンズシートがお勧めです。

一方で、快適な観戦を望む方には、プラチナシートやゴールドシートを選びましょう。

これらの座席では在席投票やスポーツ新聞などのサービスが受けられます。

特にSG・G1では一般席が混雑しやすいため、指定席の利用を検討すると良いでしょう。

アクセス

宮島競艇のアクセスを紹介する画像

宮島競艇は広島県の南西部に位置しています。

正確な住所は「広島県廿日市市宮島口1丁目15-60」です。

競艇場への主なアクセス方法は以下の通り。

  • JR宮島口駅:徒歩3分
  • 広電宮島ボートレース場駅:徒歩1分
  • 廿日市IC:車で10分
  • 大野IC:車で10分

宮島競艇では、他の競艇場とは異なり、無料バスや無料タクシーのサービスは提供されていません。

しかし、駅からは徒歩3分以内で到着できるため、歩いての移動が非常に便利です。

駐車場は有料ですが、1,000円分の舟券を購入すれば駐車料金が無料になります。

利用する際は、本場か外向発売所のインフォメーションで手続き可能。

ただし、駐車台数は約800台までしか収容できないため、SG・G1の際は電車でのアクセスがおすすめです。

地元有名選手

宮島競艇の地元有名選手を紹介する画像

競艇予想で当たる確率をアップさせるためには、地元選手を把握することが非常に重要です。

競艇選手はそれぞれ練習拠点を設けており、地元となる競艇場は得意なことがほとんど。

そのため、各競艇場を地元とする選手を確認することで、競艇予想の質を高めることができるでしょう。

ここからは、宮島競艇を地元とする選手とその特徴を紹介します。

辻栄蔵選手

宮島競艇を地元とする辻栄蔵選手を紹介する画像

まず、辻栄蔵選手についてお話ししましょう。

辻選手は2005年の賞金王決定戦での優勝経験があり、2018年には史上24人目となる全24競艇場制覇を成し遂げました。

彼は特に爆発力があるわけではありませんが、その代わりに堅実なレース運びが際立つ選手です。

辻選手が上位に食い込んだとき、順位を急激に落とすような展開は滅多に見られません。

非常に信頼性が高い選手であり、インコースを引いたり、モーターの調子が良い場合は上位に絡むことが期待できます。

辻選手の安定感ある走りに注目して、的確な予想を心がけましょう。

西島義則選手

宮島競艇を地元とする西島義則選手を紹介する画像

次に、紹介するのは西島義則選手です。

広島支部に所属しており、なんとSGでの優勝経験は7回にも及びます。

西島選手は「イン逃げの西島」や「インの鬼」として競艇ファンからは有名な人物。

外側の6号艇であっても、ピット離れで少しの出負けがあろうとも、必ず前に進出して内側のコースを狙ってきます。

進入が深くなり、助走距離が短くなったとしても、しっかりとスタートを決めてくるので信頼度は高いでしょう。

企画レース

宮島競艇の企画レースを紹介する画像

宮島競艇では、一般戦とG3の1R・5Rまたは6R・9Rで企画レースが開催されています。

対象レース レース名 番組構成
1R ファーストバトル 1号艇にA級選手
他の枠番は変動
5Rか6R ランチタイム 1号艇にA級選手
他の枠番は変動
9R ティータイム 1号艇にA級選手
他の枠番は変動
進入固定

ランチタイムが5Rか6Rかは、開催時期によって変わります。

宮島競艇の企画レースの中で、1コースの1着率が最も高いのは9Rの「ティータイム」です。

これは、このレースが進入固定で1コースの艇が助走距離を確保しやすいから。

初めて予想に挑戦する方は、9Rの「ティータイム」で1号艇の1着を狙ってみるのも良いでしょう。

モーター交換時期

宮島競艇のモーター交換時期を紹介する画像

宮島競艇のモーターは、毎年10月頃に交換されています。

最近では、2023年10月17日に最新のモーターに更新されました。

モーターが新しく交換されたばかりの時期は、データがまだ少ないため2連率を信頼しにくいです。

そのため、モーターが新しく取り替えられた直後の10~12月には、展示航走や展示タイムをじっくりと観察してみると良いでしょう。

一方で、交換から一定期間が経過した1月以降は、モーターの2連率を参考にすることができます。

基本的には、2連率が40%以上であればモーターの性能が良いと考え、30%未満であれば性能が低いとみなしてみてください。

まとめ

宮島競艇は、瀬戸内海に面した海水コースならではの潮の満ち引き・風の変化・うねりといった要素が、レース展開に大きく影響を与える競艇場です。

特に1マークの狭さやスタートの難しさ、2マークでの逆転劇は、他場と比べても特徴的なポイントといえるでしょう。

満潮・干潮や風速に応じて有利コースが変わり、セオリー通りに決まりにくいのが宮島競艇の面白さであり難しさです。

その一方で、地元・広島支部の選手はこうした水面に慣れており、予想の際には信頼度を高めて考慮すべき存在になります。

そのため、宮島競艇で的中率を高めるには以下の要素重視しましょう。

Point!
  • 水面状況(潮位・風向き)に応じた柔軟な狙い方
  • 選手のスタート力や展示航走の内容チェック
  • 2マークでの乗り心地や逆転の可能性を見極める視点

的中と配当のバランスを意識して買い目を組み立てれば、宮島ならではの高配当チャンスを狙うことも可能です。

潮と風を味方につけて、宮島競艇のレースをぜひ攻略してみてください。