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ココモ法はハイリスク・ハイリターン!競艇で本当に通用するのか検証してみた

ココモ法のTOP&thumbnail画像

「負けても次で取り返せる」と言われるココモ法。

カジノやFXなどで使われる有名な資金管理法ですが、最近では競艇での必勝法としても注目されています。

しかし、実際に使ってみると「思ったより資金が続かない」「連敗すると怖い」と感じる人も多く、理論と現実のギャップに悩むケースが少なくありません。

本記事でわかること
  • ココモ法の仕組みと使い方
  • 実際に競艇で使ったときのシミュレーション結果
  • 改良版の有効性
  • メリット・デメリットの整理
  • そして最終的に“もっと安定して稼げる”方法との比較

「ココモ法は本当に競艇で通用するのか?」

「ほかにもっと効率よく稼げる方法はないのか?」

そんな疑問を、この記事でスッキリ解消していきましょう。

ココモ法はどんな法則?

ココモ法はどんな法則なのかを解説

ココモ法は、連敗しても最終的に勝てば損失を取り戻せるという考え方に基づいた「資金管理の法則」です。

もともとはカジノやルーレットなどで使われていた手法で、「前回と前々回の賭け金を合計して次に賭ける」という単純なルールで構成されています。

例えば、最初に1,000円を賭けて負けた場合、次は「1,000円(前回)+0円(前々回)」=1,000円。

さらに負けたら「1,000円+1,000円」=2,000円、

その次は「2,000円+1,000円」=3,000円と、連敗するたびに少しずつ賭け金を増やしていく仕組みです。

最終的に1回でも的中すれば、それまでの損失をすべて回収し、初期利益を得られるという理論。

そのため、「負けても取り返せる」「勝率が低くても収益化できる」として注目されています。

ただし、実際に競艇で活用する場合は、オッズの変動や連敗による資金リスクなど、現実ならではの落とし穴もあるため注意が必要です。

ココモ法の使い方

ココモ法はシンプルな資金管理術ですが、競艇で実際に使う場合は”どの舟券を買うか”と“オッズに応じた金額調整”がカギになります。

基本の流れは「2連敗後にスタートし、前回と前々回の賭け金を合計して次に賭ける」というもの。

これを3連単・2連単などの舟券種別やオッズ帯に合わせて調整していくことで、理論上の期待値を最大化できます。

例えば、

■1レース目:1,000円で的中を狙う

■2レース目も外れた場合、3レース目から「1,000円+1,000円=2,000円」を投資

■以降も「前回+前々回」の金額を足して継続

■1回でも的中すれば、それまでの損失をすべて回収+初期利益を獲得

という流れになります。

ただし、競艇はオッズの変動が激しく、連敗すれば投資額が一気に膨らむのが現実です。

そのため、

  • 目安オッズは5倍以上 を狙う
  • 1レースあたりの初期投資は 資金の2〜3%以内 に抑える
  • 的中しても欲張らず 最初の金額から再スタート

ルールを守ることが、長期的に資金を守るポイントになります。

ここからは、実際にココモ法を競艇で運用するための具体的なステップを順に見ていきましょう。

【STEP1】最初の投資金額を決める

ココモ法を競艇で使う際に、最初に決めておくべきなのが「初回の投資金額」です。

一気に稼ぎたいからという理由で金額を高く設定してしまうと、連敗時に賭け金が一気に膨らみ、資金が尽きるリスクが高まります。

基本の考え方としては、1レース目のベット額=総資金の2〜3%以内が目安です。

たとえば、10万円の資金がある場合は「1,000〜3,000円」でスタートするのが理想的。

この設定なら、仮に10連敗しても資金を完全に失うことはほとんどありません。

よくある失敗例で

■初回を5,000円以上に設定して資金が10万円未満なのに耐久できない

■的中後もベット額を下げずに継続して資金管理が崩壊

■オッズが低い(2〜3倍程度)レースに使って回収が追いつかない

少しでもアレンジや競艇で稼ぐ条件を無視してしまうとマイナスになりかねないので注意してください。

【STEP2】2連敗したらココモ法をスタートする

ココモ法では、2連敗した時点から本格的に法則を始動させます。

最初の2戦は「通常のベット」として同額を賭け、3戦目以降から“前回+前々回”の金額を合計して賭けるのが基本ルールです。

なぜ2連敗後なのかというと、競艇はオッズや展開のブレが大きいため、最初から金額を増やしても的中前に資金が尽きるリスクがあるからです。

2連敗してからスタートすることで、ある程度の連敗を織り込んだ安全設計になります。

【STEP3】連敗が続く場合は「前レースの賭け金+前々レースの賭け金」を次の勝負に賭け続ける

ココモ法の中心となるルールがこのステップです。

連敗が続いた場合、「前回の賭け金+前々回の賭け金」=次のベット額として、勝つまで金額を増やし続けます。

この法則によって、1回の的中で過去の損失をすべて回収し、最初に設定した利益も得られるように設計されています。

つまり、負けが続いても1回の勝利でプラスになるのがココモ法の最大の特徴です。

【STEP4】的中した場合は最初のベット額から再スタート

ココモ法で1回でも的中したら、その時点ですべての損失を回収し、初期利益を確保した状態になります。

この段階での最も重要なルールは、的中後は必ず「最初のベット額(初回金額)」にリセットすること。

ここで「勢いに乗って賭け金を維持・増額する」人が多いのですが、それをしてしまうとココモ法の理論が崩壊し、再び大きなリスクを抱えることになります。

狙うオッズ別ココモ法早見表をご紹介!

ココモ法を用いると、払い戻し金はどのように変動していくのか。

ここからは狙うオッズ別ココモ法早見表をご紹介します。

狙うオッズ
3倍 5倍
10倍 15倍
30倍

連敗を味方につけるココモ法には、どの程度の払い戻しが期待できるのか。

下記は狙うオッズを固定してココモ法を使う際の払い戻し金と純利益の推移となっています。

オッズ3倍以上を守りながら、どのくらいの配当を狙えばいいかわからないという方は勝負する際の参考にしてみてください!

オッズ3倍

勝負回数 連敗数 投資金額(円) 累計投資金額(円) 的中時の
払い戻し(円)
ココモ法成立時
純利益(円)
1 0 100 100
2 1 100 200
3 2 200 400 1,200 800
4 3 300 700 2,100 1,400
5 4 500 1,200 3,600 2,400
6 5 800 2,000 6,000 4,000
7 6 1,300 3,300 9,900 6,600
8 7 2,100 5,400 16,200 10,800
9 8 3,400 8,800 26,400 17,600
10 9 5,500 14,300 42,900 28,600

※オッズ選択に戻る

オッズ5倍

勝負回数 連敗数 投資金額(円) 累計投資金額(円) 的中時の
払い戻し(円)
ココモ法成立時
純利益(円)
1 0 100 100
2 1 100 200
3 2 200 400 2000 1600
4 3 300 700 3500 2800
5 4 500 1200 6000 4800
6 5 800 2000 10000 8000
7 6 1,300 3,300 16500 13,200
8 7 2,100 5,400 27000 21,600
9 8 3,400 8,800 44000 35,200
10 9 5,500 14,300 71500 57,200

※オッズ選択に戻る

オッズ10倍

勝負回数 連敗数 投資金額(円) 累計投資金額(円) 的中時の
払い戻し(円)
ココモ法成立時
純利益(円)
1 0 100 100
2 1 100 200
3 2 200 400 4,000 3,600
4 3 300 700 7,000 6,300
5 4 500 1,200 12,000 10,800
6 5 800 2,000 20,000 18,000
7 6 1,300 3,300 33,000 29,700
8 7 2,100 5,400 54,000 48,600
9 8 3,400 8,800 88,000 79,200
10 9 5,500 14,300 143,000 128,700

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オッズ15倍

勝負回数 連敗数 投資金額(円) 累計投資金額(円) 的中時の
払い戻し(円)
ココモ法成立時
純利益(円)
1 0 100 100
2 1 100 200
3 2 200 400 6,000 5,600
4 3 300 700 10,500 9,800
5 4 500 1,200 18,000 16,800
6 5 800 2,000 30,000 28,000
7 6 1,300 3,300 49,500 46,200
8 7 2,100 5,400 81,000 75,600
9 8 3,400 8,800 132,000 123,200
10 9 5,500 14,300 214,500 200,200

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オッズ30倍

勝負回数 連敗数 投資金額(円) 累計投資金額(円) 的中時の
払い戻し(円)
ココモ法成立時
純利益(円)
1 0 100 100
2 1 100 200
3 2 200 400 12,000 11,600
4 3 300 700 21,000 20,300
5 4 500 1,200 36,000 34,800
6 5 800 2,000 60,000 58,000
7 6 1,300 3,300 99,000 95,700
8 7 2,100 5,400 162,000 156,600
9 8 3,400 8,800 264,000 255,200
10 9 5,500 14,300 429,000 414,700

※オッズ選択に戻る

ココモ法は稼げるの?実際にシミュレーションしてみた結果!

ココモ法の検証条件

ココモ法を使うイメージをしてもらえるよう、シミュレーションを実施してみました。

早速、結果をご覧ください!

勝負回数 レース 投資金額(円) 累計投資金額(円) 勝負したオッズ 的中or不的中 払い戻し(円)
1 住之江3R 1,000 1,000 14.0 不的中 0
2 住之江4R 1,000 2,000 18.7 不的中 0
3 住之江5R 2,000 4,000 16.8 的中 33,600円
4 住之江6R 1,000 1,000 16.8 不的中 0
5 住之江7R 1,000 2,000 18.4 不的中 0
6 住之江8R 2,000 4,000 19.2 不的中 0
7 住之江9R 3,000 7,000 16.2 不的中 0
8 住之江10R 5,000 12,000 11.5 的中 57,500円
9 住之江11R 1,000 1,000 14.3 不的中 0
10 住之江12R 1,000 2,000 11.7 的中 11,700
合計投資金額(円) ココモ法成立時の払戻金額(円) 純利益(円)
18,000円 102,800円 84,800

10回の参加で3回的中し、最終的な利益は84,800円になりました。

思っていた以上に稼げないと感じた方は多いのでしょうか。

ちなみに、9連敗後に10回目で的中していたら、

投資金額:143,000円

払戻金額:643,500円

利益:500,500円

約50万円の勝ちとなっていました。

負け続けたときの恩恵は大きいかもしれませんが、負ける回数が多いほど軍資金は必要になります。

それに必ず当たるとは限らないので、定期的に当てて振り出しに戻ったほうが確実な利益を手に入れることができるでしょう。

もし、大金を稼ぎたいのであればココモ法で軍資金を貯め、勝てそうなレースに勝ち金を投資したほうがまだリスクは少ないです。

1回の的中で逆転はできるものの、負債が溜まりやすいココモ法のデメリットをお伝えできたかと思います。

ココモ法を競艇で活用するメリット

ココモ法を競艇に取り入れる最大の魅力は、負けを前提に資金を設計し、最終的に勝ちへ導くリズムを作れる点です。

連敗してもルールに従えば感情に左右されず、冷静に回収タイミングを待てます。

勝率よりも資金耐久と再現性を重視した戦略として、オッズ変動の激しい競艇において「一度の的中を確実な利益に変える安定した勝ち筋」を構築できることがメリットと言えるでしょう。

まとめると、ココモ法のメリットは以下になります。

  • 負けを取り戻せる設計
  • メンタルが安定しやすい
  • 再現性のある勝ち方ができる
  • 幅広い舟券に対応可能
  • 投資的思考で競艇に挑める

法則さえ守っていれば、最終的には勝てる方法なのでメンタルは安定します。

絶対に投資金額を多くしたり、点数を増やしたりしないようにしてください。

法則を破るとメンタルが安定しなくなり、最終的に当たっても勝てなくなる可能性があります。

ココモ法を競艇で活用するデメリット

ココモ法を競艇で実践する最大の欠点は、理論上は損失を取り戻せても現実のオッズ変動と資金上限がその理論を簡単に崩壊させる点です。

連敗が続くほど投資額が指数的に膨らみ、冷静さを保てなくなった瞬間に破綻リスクが跳ね上がります。

競艇特有の展開読みや天候・モーター相性といった“人間では制御できない不確定要素”が多いため、数字だけを信じて動くと資金よりもメンタルが先に限界を迎えることです。

ココモ法×競艇より稼げる?丸乗りできるプロ予想と徹底比較!

ココモ法は大前提として競艇の知識はもちろんのこと、使い方と”運”によって大きく左右されます。

確かに理論上は「負けても取り返せる」仕組みですが、現実には資金が尽きるリスクが常につきまとうのが難点です。

一方で、SNSで情報を公開している競艇予想屋やプロが監修する競艇予想サイトなど、“自分で賭け方を考えずに稼ぐ”スタイルも人気を集めています。

ただし、同じ「丸乗り型」でも内容はまったく別物。

競艇予想屋はエンタメ性が強く個人の勝負方法があるのに対し、プロ予想サイトはデータや傾向分析をもとに再現性を高めているのが特徴です。

ココモ法でリスクを背負って勝負するより、プロの分析に丸乗りしたほうが安定して収益化できるケースも少なくありません。

そこで、どの情報が稼げるのか10戦分で検証比較をしてみました。

順位 名前 ジャンル 成績(10戦で検証) 的中率 回収率 収支
1位 競艇アタルカ 競艇予想サイト 10戦8勝2敗 90% 301% +689,600円
2位 GALAXY 競艇予想サイト 10戦10勝0敗 100% 406% +390,500円
3位 ココモ法 法則 10戦1勝9敗 10% 301% +84,800円
4位 競艇予想屋 10戦3勝7敗 30% 289% +60,400円
5位 競艇予想屋 パッキャオ 競艇予想屋 10戦3勝9敗 25% 150% +45,900円

※あくまでBoat Withが独自で参加したものであり、各競艇プロの相対的な評価ではありません。

結果を見てもわかる通り、ココモ法や予想屋の情報よりも、プロが監修する競艇予想サイトの方が安定感が高いことが明らかです。

特に「競艇アタルカ」や「GALAXY」は、勝率・回収率・再現性のいずれも優秀で、資金を効率よく増やせる傾向が見られました。

「自分で考えて賭けるより、プロの分析に任せたい」という人は、まずは無料登録で最新の予想をチェックしてみるのがおすすめです。

ココモ法×競艇のまとめ

ココモ法競艇のまとめ

ココモ法は理論としては美しく、わずかな的中で負けを覆す“数学的な救済策”のように見えますが・・・。

競艇という生きた水上の世界では数字よりも流れや展開、そして人間の心理が勝敗を左右するため、最も重要なのは「勝ち方」ではなく「続け方」です。

最終的に稼ぎ続けるためには、資金を削る賭け方よりも、日々のデータを解析しリスクを管理するプロの予想力に乗るという選択が、最も現実的で確実な勝ち筋と言えるでしょう。