桐生順平の嫁は元アスリートで義兄は賞金王！“神速ターン”と年収・師弟関係を徹底解剖

福島出身のトップレーサー・桐生順平。

身長161cmと小柄ながら、その鋭い“神速ターン”で数々のSGを制し、ボート界を代表する存在です。

2017年にはグランプリを制して賞金王に輝き、年収は1億円超えとも言われています。

師匠・西村勝から受け継いだ技術、弟子・平川香織への指導、そして元アスリートの嫁・絵美さんや義兄で競輪賞金王の佐藤慎太郎選手など、家族との絆も話題に。

この記事では、桐生順平のプロフィールや人間関係、神業ターンの秘密、そして圧倒的な実績までを徹底解説します。

桐生順平とは？プロフィールと経歴まとめ

福島県出身のボートレーサー・桐生順平は、鋭い“神速ターン”で知られるトップ選手です。

100期生としてデビューし、現在は埼玉支部に所属。

小柄ながら抜群の旋回力と冷静な勝負勘を武器に、2017年にはSGグランプリを制して賞金王に輝きました。

ここでは、彼のプロフィールや経歴、そして強さの秘密を詳しく紹介します。

 桐生順平の基本プロフィール

桐生順平は1986年10月7日生まれ、福島県石川郡古殿町の出身です。

登録期は100期で、埼玉支部に所属しています。

身長161cm・体重51kgとボートレーサーの中でも小柄な体格ながら、安定したターン技術と冷静なスタート判断でSG・G1戦線を牽引。

級別はA1級で、SG通算優勝2回、G1でも多数のタイトルを獲得しています。

現在でもトップレーサーとして常に賞金ランキング上位をキープしており、名実ともに“埼玉支部のエース”と呼ばれる存在です。

小柄でも強い！身長161cmのフィジカルを活かした走り

桐生順平の強さは、その小柄な体格を逆に武器とする独自の走りにあります。

身長161cmという軽量級のメリットを最大限に生かし、旋回時の重心移動がスムーズで、他選手よりも鋭いターンが可能。

特にインコース戦では“神速ターン”と呼ばれる高速旋回で抜群の安定感を誇り、1号艇勝率も非常に高い水準を維持しています。

さらに、日々のトレーニングで体幹を徹底的に鍛え、どんな水面・コンディションでもバランスを崩さない安定感を確立。

体格のハンデを技術で上回る「軽量型の理想形」としてファンや選手からも高く評価されています。

ボートレーサーを目指したきっかけと家族の影響

桐生順平がボートレーサーを志したのは、スポーツ一家で育った環境が大きく影響しています。

父親や兄が競輪選手を志していたこともあり、幼少期から自然と“競技者の世界”に親しんできました。

当初は競輪を目指す選択肢もありましたが「水上で勝負したい」という強い意志からボートレーサーの道へ。

やまと養成所では、同期の中でも高いセンスを発揮し、卒業時にはリーグ戦優勝を果たすほどの実力を示しました。

デビュー後も家族の支えを受けながら、持ち前の冷静さと集中力で一気にA1級へ昇格。

家庭と努力の両輪で築いた成功といえます。

 福島の盟友・新田祐大との意外な縁

桐生順平と同郷のアスリートとして知られるのが、東京五輪代表・競輪選手の新田祐大です。

2人は福島県出身という共通点を持ち、互いに“福島の誇り”として尊敬し合う仲。

競技は異なりますが、勝負に挑む姿勢やメンタル面での交流があり、イベントなどでも共演することがあります。

さらに、桐生の義兄・佐藤慎太郎（競輪選手）は新田のライバルでもあり、福島スポーツ界を代表する三人として注目を集めているのです。

地元の絆が生んだこの縁こそ、桐生順平の“勝負師としての芯の強さ”を支える原点のひとつと言えるでしょう。

師匠・弟子・同期│桐生順平を支える人間関係

桐生順平の強さの裏には、確かな“人とのつながり”があります。

師匠である西村勝から受け継いだ技術と精神力、弟子・平川香織への指導を通じて見せるリーダーとしての顔、そして「華の100期」と呼ばれる同期レーサーたちとの切磋琢磨。

どれも桐生の成長を支え、現在のトップレーサーとしての地位を築く原動力になっているのです。

ここでは、桐生順平を形づくる3つの人間関係を深掘りします。

師匠は西村勝！技術と精神を受け継いだエースレーサー

桐生順平の師匠は、埼玉支部のベテランレーサー・西村勝選手。

戸田競艇を拠点に活躍した西村は、正確なスタートと堅実なターン技術で知られ、“職人肌のレーサー”と評されてきました。

桐生はデビュー当初からその背中を追い、レース運びや精神面の強化を徹底的に学んでいます。

特に印象的なのが、デビュー初優勝を果たした戸田競艇でのレース。

偶然にも師匠・西村と同じ舞台で勝利を飾り、師弟の絆を感じさせるエピソードとして語り継がれています。

今でも「西村さんの助言が自分の礎」と語るなど、技術と心の両面で大きな影響を受け続けているのです。

 弟子は平川香織！女性レーサーを育てる指導力

桐生順平の弟子として知られるのが、同じ埼玉支部に所属するボートレーサー・平川香織選手です。

彼女が弟子入りを志願したのは、桐生の人柄と技術力に惹かれたからだといわれています。

桐生は自身の経験をもとに、ターンの安定感やスタート勘の磨き方などを丁寧に指導。

女性レーサーとして苦戦しやすい旋回技術や体幹バランス面で、具体的なトレーニング方法を伝えています。

また、レースだけでなく「精神面のケア」にも力を入れており、平川選手は「桐生さんはいつも冷静で、焦らない姿勢を学んでいる」と語りました。

結果として、平川選手は着実に実力を伸ばし、A級昇格も視野に入るほどの存在に成長。

桐生順平は選手としてだけでなく、後進を導く“指導者としての才能”も発揮しています。

華の100期！同期レーサーと比較した桐生の実力

桐生順平が所属する「100期」は、ボートレース界でも“華の100期”と呼ばれるほど実力者が揃った世代です。

代表的な同期には、宮地元輝、平高奈菜、深川麻奈美などがおり、デビュー当初から競争の激しい環境に身を置いてきました。

その中でも桐生は、デビュー1年目で3連対率40％を超える安定感を示し、早くも将来を嘱望される存在に。

100期同期の中でも突出してSGタイトルを獲得しており、特に2017年のグランプリ優勝で“世代の代表格”として確固たる地位を築きました。

同期同士の良きライバル関係は、今も桐生の原動力となっています。

厳しい競争を勝ち抜き、結果で証明し続ける姿勢こそ、桐生順平が“華の100期の頂点”と称される理由です。

桐生順平の嫁は元アスリート！家族と義兄の存在

桐生順平を語る上で欠かせないのが、家庭で支える“家族の力”です。

ボートレーサーという厳しい世界で安定した成績を残し続けられる背景には、同じくアスリート経験を持つ妻・絵美さん、そして義兄で競輪賞金王の佐藤慎太郎選手の存在があります。

福島出身の3人は、それぞれ異なる競技で頂点を目指しながら、互いを支え合う関係。

桐生の冷静さや勝負勘の裏には、家族から受ける大きな影響があるといわれています。

嫁・絵美さんとの馴れ初めは養成所「やまと学校」

桐生順平の嫁・絵美さんは、ボートレーサー養成所で出会った元アスリートです。

2人は養成所時代の同期で、互いに厳しい訓練を乗り越える中で絆を深めていきました。

絵美さん自身も養成所を卒業し、選手としての経験を積んだ経歴を持っています。

2012年に結婚した際には「同じ競艇界出身の理解者がいるから頑張れる」と桐生が語ったこともあり、夫婦二人三脚でレーサー人生を支え合ってきました。

レース期間中は長期遠征も多い中、家族として支える姿勢はファンの間でも好印象。

現在は公の場に多く登場することはありませんが、桐生の安定した走りの背景には、絵美さんの理解とサポートが欠かせません。

まさに“同じ戦場を知る妻”として、精神面でも大きな支えとなっています。

義兄は競輪賞金王・佐藤慎太郎！“福島アスリート一家”の絆

桐生順平の義兄にあたるのが、競輪界のトップ選手・佐藤慎太郎選手です。

2019年に競輪グランプリを制し、同年の賞金王にも輝いた名実ともにトップアスリート。

つまり、桐生順平の妻・絵美さんは佐藤選手の妹にあたり、“福島が誇るアスリート一家”として知られています。

この義兄弟関係は競艇・競輪という異なる舞台ながら共通点も多く、勝負どころでの集中力や冷静さ、そして長期的な調整力において互いに刺激を与え合う存在。

実際に佐藤選手は「桐生は勝負勘が鋭く、どんな場面でも動じない」と評しており、両者は互いの活躍を常に意識しているといわれています。

桐生順平とゆかりの深い「戸田競艇場」

桐生順平がデビュー初優勝を果たしたのが、埼玉支部のホーム水面・戸田競艇場です。

この戸田競艇の特徴は全国でも屈指の「インコースが弱い」といわれる難水面で、まくり・差しが決まりやすい独特のレイアウトをしています。

バックストレッチが短く、1マークから2マークまでの距離が狭いため、選手は瞬時の判断と高い旋回技術が求められるのです。

その中で結果を出し続ける桐生の「神速ターン」はまさに地の利を活かした必殺技であり、地元ファンからも“戸田巧者”と称される所以です。

また、戸田競艇場は風の影響を受けやすく、日によってレース傾向が変化するため、スタート勘や対応力も重要。

桐生順平はその冷静さと柔軟なレース運びで、戸田水面を完全に“読み切る”レーサーとして知られています。

まさに「地元を制する者がSGを制す」といえる存在です。

神速ターンの秘密と代表レース

桐生順平といえば、誰もが思い浮かべるのが“神速ターン”。

身長161cmという小柄な体格からは想像できないスピードと旋回力で、ボートを滑らせるように内側へ切り込みます。

その技術は他のレーサーには真似できない精密なハンドリングと体幹コントロールによって生まれたもので、ファンの間では「最も美しい旋回」と称されるほど。

ここでは、その神速ターンの仕組みと、実際にレースで見せた代表的な名シーンを紹介します。

“神速ターン”とは？旋回スピードの理論と技術

“神速ターン”とは、桐生順平が得意とする超高速旋回技術のこと。

通常、ボートのターンでは減速してから旋回に入るのがセオリーですが、桐生は減速を最小限に抑え、一定のスピードを保ったまま回り切る独自のライン取りを実践しています。

その秘密は、低重心を維持する体幹の強さと、艇の傾きを瞬時にコントロールする上半身の柔軟性。

旋回前にわずかに外側へ艇を振り出し、内側への切り返しで加速を得る“二段旋回”のリズムが特徴的で、観客からは「水面を滑っているよう」と評されるほどです。

また、スタートからの加速後も視線をぶらさず、最短距離でターンマークを抜ける判断力はトップクラス。

まさに“感覚と理論を融合させたターン”であり、彼がSG常連へと駆け上がった最大の武器といえます。

名レースで見る神速ターン

桐生順平の神速ターンが最も印象的だったのは、2013年の津SGチャレンジカップ準優勝戦。

外からの展開不利をものともせず、ターンマークで一気に内を刺して逆転勝利。

この一戦が「神速ターン」という異名を定着させた瞬間でした。

桐生順平の神速ターンは単なるテクニックではなく、勝負勘と経験が融合した「芸術的な走法」といえるでしょう。

桐生順平の賞金・年収をデータで解説

トップレーサーとして活躍を続ける桐生順平はSG優勝を重ね、毎年のように賞金ランキング上位に名を連ねています。

特に2017年のグランプリ制覇では、年間賞金王の座を獲得。

以降も安定して高額賞金を稼ぎ出し、年収1億円超えが当たり前といわれる存在です。

ここでは、過去の賞金推移と、同世代レーサーとの比較からその実力と収入の裏側を探ります。

2017年に賞金王を獲得！年別の獲得賞金推移

桐生順平が初めて賞金王に輝いたのは2017年。

ボートレースグランプリを制した年で、その獲得賞金は約1億6,000万円に達しました。

以降も安定した成績を維持し、常に賞金ランキング上位をキープしています。

このように桐生は、一時的な浮き沈みはあっても、平均年収ベースで1億円前後を維持。

SG常連であり続ける安定感が、長年にわたり賞金上位を保つ最大の要因です。

特に戸田・平和島・蒲郡といった関東水面での強さは際立っており「関東の賞金稼ぎ」と称されることもあります。

年収1億円超えの理由と同世代レーサーとの比較

桐生順平の年収が常に高水準を保っている理由は、単に勝率の高さだけではありません。

SGやG1といった高額レースで確実に結果を出す「勝負勘」と、安定した出走回数による積み上げが大きい要素です。

さらに、桐生はトークイベントや公式スポンサー契約、グッズ販売などでも人気が高く、レース以外の収入も含めると総年収は1億円を優に超えるといわれています。

比較対象として挙げられるのが、同世代の峰竜太（95期）や毒島誠（92期）。

この2人もSG常連ですが、桐生は「勝率の安定」「事故率の低さ」で優位に立ち、長期的に賞金を積み上げています。

特に峰竜太が一撃型、毒島誠がスタート巧者とすれば、桐生順平は「旋回の職人」。

勝負の仕方が違っても、最終的なトータル賞金では常に上位を維持し続けています。

ボートレーサーとしての安定性・継続力・人気の三拍子を揃えた存在として、今後も“賞金王クラス”の年収を維持していくことは間違いありません。

まとめ｜“神速ターン”で頂点を極めるトップレーサー

桐生順平は、まさに“技術と精神力を兼ね備えたボートレーサー”です。

161cmという小柄な体格を感じさせない迫力の走りと、他を圧倒する旋回スピード、通称「神速ターン」は、今やボートレース界の代名詞となりました。

師匠・西村勝から受け継いだ技術を磨き、弟子・平川香織へと継承する姿勢も、彼の人間的な魅力を際立たせています。

さらに、元アスリートの嫁・絵美さん、義兄で競輪賞金王の佐藤慎太郎という“スポーツ一家”に支えられ、家庭でも安定した環境を築いている点も印象的。

2017年の賞金王を皮切りに、今もなおSG戦線の中心に立ち続ける姿は、まさに努力と信念の象徴といえるでしょう。

これからも“神速ターン”でファンを魅了し続ける桐生順平。

彼が再びグランプリの頂点に立つ日は、そう遠くないかもしれません。