女子競艇選手の死亡事故を徹底調査!世間の反応・復活した事例もご紹介

Boat Withの五十嵐 秀です。

今回は女子競艇選手の死亡事故について解説します。

競艇選手の死亡事故のTOP

最高で時速80kmのスピード感が溢れるレースが魅力の競艇。

その一方で「水上の格闘技」と呼ばれるほど、常に危険と隣り合わせの競技でもあります。

実際、ボート同士の衝突や落水による事故は度々発生。

最悪の場合、死に至るケースもありました。

今回は、そんな女子競艇選手の死亡事故について徹底解説します。

実際に発生した死亡事故から、死には至らなかったケースまでご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

監修者
Boat With 運営責任者
五十嵐 秀

Boat Withの運営責任者兼ライター。 過去、名古屋大学に在学しており、その時競艇にハマりました。 そこから10年以上毎日競艇を楽しんでおり、生涯合計舟券購入金額は4,000万円超え。 立派な競艇ファンです。笑 好きな競艇場は「常滑競艇場」。好きな競艇選手は「西岡育未選手」です。 あなたの”好き”を見つける手助けになるために。競艇をもっと楽しむために。競艇でもっと稼ぐために。 ”あなたの為になる情報”を日々更新しています!

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競艇選手の死亡事故が発生する確率

競艇選手の死亡事故が発生する確率についての画像

競艇で死亡事故が発生した際は、大きなトピックとして報道されます。

それほど世間からの注目度も高い出来事ではありますが、一体どのくらいの頻度で死亡事故が発生しているのでしょうか。

競艇が発足してから現在に至るまで発生した死亡事故を調査したところ…

現在までに33回の死亡事故が発生していることが判明しました。

2~3年に1度死亡事故が発生している換算になるので、かなりのハイペースと言えるのではないでしょうか。

運営元のモーターボート競走会もこの事実を重く受け止めており、近年では防護服の改良や養成学校での安全指導の強化などの対策が行われているそうです。

それでも、2022年11月には中田達也選手の死亡事故が発生するなど0にする事は出来ていません。

今後、死亡という悲劇を繰り返さないためにもさらなる防止策の強化をしてほしいところですね。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
競艇はその競技特性上どうしても事故を避けることはできません。しかし、その確率を下げることはできるはず。今以上に事故が減ることを祈るばかりです。

女子競艇選手が死亡した2つの事故をご紹介

ここからは、これまでに発生した女子競艇選手における死亡事故について詳しくご紹介していきます。

事故によって死亡してしまった女子競艇選手は以下の2人。

  • 木村 厚子(きむら あつこ)
  • 鈴木 詔子(すずき しょうこ)

それぞれの死亡事故ついて解説していきます。

木村 厚子(きむら あつこ)

死亡した女子競艇選手「木村厚子」

氏名 木村 厚子(きむら あつこ)
出身 埼玉県
登録番号 3196
養成 56期
命日 2003年05月25日(38歳没)

木村厚子さんは1985年デビューの元女子競艇選手。

かわいらしい顔立ちから「競艇界のニューアイドル」という愛称が付けられるほど人気を誇っていました。

ルックスのみならず、競艇選手としての成績も優秀。

通算出走回数2,028回のうち1着回数は254回で、勝率は5割を超えています。

勝率5割超えは女子競艇選手の中でもトップクラスで、競艇選手全体の中でも好成績と言えるでしょう。

ルックスと実力を兼ね備えた才色兼備という言葉が似合う木村厚子さんでしたが、突如悲劇が襲います。

それは2003年5月24日の津競艇場で開催された7レースに出走した時の事でした。

木村厚子が死亡した2003年5月24日7Rの出走表

1号艇として出走した木村厚子さんは、第1ターンマークを1着で通過するなど快調な走りを見せます。

ですが、2周目の第1ターンマークを回った際に突如失速。

これによって後続の艇は慌てて回避を試みるも間に合わず、木村厚子さんの艇に乗り上げる形で衝突してしまいます。

木村厚子さんは、この衝突の衝撃で水面に見を投げ出されてしまい、別の艇に接触。

その後、病院に緊急搬送され処置が施されましたが、頭蓋骨損傷と脳挫傷によって翌日の25日に死亡しました。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
この事故は、今でも語り継がれる不運な事故でした。競艇界では26人目の死亡事故。ご冥福をお祈りします。

鈴木 詔子(すずき しょうこ)

死亡した女子競艇選手「鈴木 詔子」

氏名 鈴木 詔子(すずき しょうこ)
出身 東京都
登録番号 2988
養成 48期
命日 2013年11月02日(52歳没)

鈴木詔子さんは30年以上のキャリアを誇り、通算出走回数は4,700回と息の長い活躍をしていました。

競艇のいろはを知るベテラン選手の鈴木詔子さんですが、不運に見舞われることになります。

それは、2013年11月2日の下関競艇場で練習を行っていたときのこと。

鈴木詔子さんは、テスト走行を行うため所定の位置にボートを移動させようとしていました。

すると突然、ボートが物凄いスピードで急発進。

制御不能状態に陥り、2マーク奥のコンクリート壁に激突してしまいます。

その結果、脳挫傷によって死亡してしまいました。

この死亡事故は「ベテランの鈴木選手がこんなミスをするはずがない」と話題になり、ボートが急発進した原因については未だに明らかになっていないようです。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
原因がはっきりとしていないこの死亡事故。今後同じことを起こさないようにするため徹底的な検証を続けてほしいです。

女子競艇選手が関連している2つの死亡事故

ここまででご紹介したのは現役だった女子競艇選手の死亡事故。

実は、この他にも関連する死亡事故が起きていました。

その死亡事故とは以下の2つ。

  • やまと競艇学校の女子生徒「水城佑理」
  • 坂谷真史選手の死亡事故

それぞれについて、詳しく解説します。

やまと競艇学校の女子生徒「水城佑理」

やまと競艇学校で死亡した「水城佑理」

やまと競艇学校は、競艇選手を目指す若者が入学する養成所。

技術面や体力面の向上に加え、大きな事故を防ぐための指導も行われています。

そんなやまと競艇学校でも過去に死亡事故が発生しています。

それは2016年5月19日のことでした。

競艇選手を目指し、練習を行っていた水城佑理さんが乗るボートに他のボートが接触。

その後、久留米市内の病院に搬送されたものの、帰らぬ人となってしまいました。

この水城佑理さんは実力も高く、テレビ番組に取り上げられるほど注目されていた方だっただけに、ご本人の気持ちを考えると悔やんでも悔やみきれません。

競艇界の将来を担う生徒たちの夢を奪わないように、やまと学校には再発防止に取り組んでほしいですね。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
この事故に関しても、多くのテレビ番組で報道されました。テレビ番組で特集を組まれるほど注目度が高かっただけに、惜しい人を無くしてしまいました。

坂谷真史選手の死亡事故

坂谷真史選手の死亡事故に関する画像

女子競艇選手本人ではなく、その夫の競艇選手が亡くなる事故が発生しています。

死亡したのは、女子競艇選手の佐々木裕美選手の夫である坂谷真史選手です。

2人は共に競艇界屈指の実力者であり、結婚をした際はビッグカップル誕生と大きな話題になりました。

2人の間にはお子さんも誕生するなど幸せな生活を送る中、悲劇が襲います。

それは2007年2月26日のこと。

住之江競艇場でのレースに出走した坂谷真史選手は、スタート直後から激しい2位争いを繰り広げます。

その際に、差しを仕掛けようとハンドルを捌いた坂谷真史選手ですが、後続の艇に衝突し水面に落下。

さらにその後ろから来た艇に巻き込まれてしまいます。

坂谷真史選手はすぐに病院に搬送されましたが、賢明な措置も虚しく死亡してしまいました。

この時の坂谷真史選手の年齢は26歳。

競艇選手としてさらなる活躍を期待されており、何より大切な嫁と子を残して亡くなってしまったため、多くの競艇ファンが涙を流す事故となりました。

死には至らず一命をとりとめた3人の女子競艇選手

ここまでは不運にも亡くなってしまった競艇選手たちをご紹介しました。

ですが、中には衝撃的な事故であったものの、死には至らず一命をとりとめたケースもあります。

その中でも代表的な女子競艇選手は以下の3人です。

  • 前田 紗希(まえだ さき)選手
  • 大山 千広(おおやま ちひろ)選手
  • 西橋 奈未(にしはし なみ)選手

それぞれについて詳しく解説していきます。

前田 紗希(まえだ さき)選手

事故で一命をとりとめた女子競艇選手「前田紗希選手」

氏名 前田 紗希(まえだ さき)
養成 115期
登録番号 4845
出身 埼玉県
事故日 2023年7月18日

前田紗希選手は埼玉支部所属の女子競艇選手。

父親が競艇選手という事で知られ、G2などのビッグレースでも活躍中です。

2023年は「レディースオールスター」に初出場を果たすなど躍進していた前田紗希選手ですが、アクシデントに見舞われます。

2023年7月18日の住之江競艇場で開催されたレースに出走した前田紗希選手。

第1マーク付近で体勢を崩したところに、後続の艇が衝突し水面に転落します。

その後、すぐに病院に搬送。

手術が成功したことで何とか一命をとりとめました。

また、幸いな事に選手生命に影響を及ばすほどの怪我ではなく、約3ヶ月後には復帰できるとのこと。

元気な姿で出走する前田紗希選手が待ち遠しいですね。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
この事故は私も実際に見ていました。かなり衝撃的な事故だった為にかなり心配しましたが、一命を取り留めることができたようで本当に良かったです。

大山 千広(おおやま ちひろ)選手

事故で一命をとりとめた女子競艇選手「大山 千広(おおやま ちひろ)」

氏名 大山 千広(おおやま ちひろ)
養成 116期
登録番号 4885
出身 福岡県
事故日 2022年10月24日

大山千広選手は2019年に史上最年少でPG1を制覇し、その年の賞金女王に輝くなど若くして第一線で活躍している競艇選手。

その後、スランプに陥った時期もありましたが、2021年のお盆レースを制覇したことにより復調。

2022年に入ってからは以前の勢いを取り戻し様々なレースで活躍していました。

全盛期の姿を取り戻しつつあった大山千広選手ですが、2022年10月24日の丸亀競艇でのレースにて落水をしてしまいます。

直後に病院に搬送され、命に別状はありませんでしたが、骨盤骨折の重症を負ってしまいました。

その後は、約4ヶ月間の長いリハビリを経て、レースに復帰。

この様子をYouTubeで元気に報告していました。

この後、2023年4月11日に徳山競艇で開催されたレースで復帰後初優勝を飾るなど、現在は怪我の影響を感じさせない姿を見せています。

本当に良かったですね!

西橋 奈未(にしはし なみ)選手

事故で一命をとりとめた女子競艇選手「西橋 奈未(にしはし なみ)」

氏名 西橋 奈未(にしはし なみ)
養成 119期
登録番号 4961
出身 石川県
事故日 2022年8月11日

西橋奈未選手は2016年に19歳という若さでデビューした女子競艇選手。

2020年に初優勝、2021年にG1初優出など着実に成長しており、将来を嘱望されています。

まさに期待のホープとも言える西橋奈未選手ですが、2022年8月11日にびわこ競艇場で出走したレースにて転覆をするアクシデントが発生。

幸い命に別状はなかったものの、顔面を10針縫う大怪我を負ってしまいました。

女性にとって顔に傷がついてしまうのは非常に辛いことではあると思いますが、西橋奈未選手は前向きにリハビリを行います。

その結果、脅威の回復力で怪我から約2週間後のレースで見事復帰を遂げました。

女子競艇選手死亡事故まとめ

今回は女子競艇選手の死亡事故についてご紹介しました。

競艇は常に危険と隣り合わせの競技。

実際、過去にはいくつもの死亡事故が発生しており、数々の名選手たちが犠牲となってきました。

同じような悲劇を繰り返さないためにも、さらなる事故防止対策の強化を行ってほしいですね。

今後、競艇において死亡事故が発生しないことを祈りましょう。

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