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ボートレーサーの年収は2,000万円?稼げない現実と階級別のリアルなお財布事情

競艇選手の年収を紹介する記事のアイキャッチ

ボートレーサーの中には、高級なブランド品を身に付けていたりスーパーカーに乗っている選手がいます。

それもそのはず、競艇選手の平均年収は約2,000万円!

一方で、この平均年収に届かない選手も6〜7割ほどいる現実も明らかになりました。

本記事では、そんな競艇選手の階級別の年収や収入の内訳などを徹底解説します!

さらに、競艇選手は稼げないと言われる背景まで網羅

ぜひ、最後までお付き合いください。

本記事について
本記事の監修者 五十嵐 秀

Boat Withの検証結果や推奨利用方法は運営責任者である五十嵐 秀が監督しています。これまでの実績をもとに、数ある悪徳サイトの知識もしっかりと把握しており、どのサイトが信頼に値するのか細かく検証します。

ボートレーサーの平均年収は約2,000万円!

ボートレーサーの平均年収は約2,000万円

ボートレース公式によると、競艇選手の平均年収は約2,000万円です。

しかし、中には年収が500万円以下の選手もいるのが現実。

ここでは、競艇選手の年収について以下の2つの観点から深堀ります!

  1. トップ選手の年収は2億円超え
  2. 中央値は約1,600万円!平均より低い選手が多い現実

平均から年収のばらつきまで、詳しく解説します!

トップ選手の年収は2億円超え

2025年の年間賞金ランキングは以下の通りです。

順位 選手 年収
1 桐生 順平 236,120,666円
2 茅原 悠紀 191,303,366円
3 池田 浩二 164,381,033円
4 関 浩哉 153,509,266円
5 佐藤 隆太郎 145,561,666円

1位の桐生選手の年収は、2億円を超えています…

桐生選手は2025年に5回の優勝を達成。

その中には、優勝賞金が1億円を超えるグランプリも含まれています。

中央値は約1,600万円!平均より低い選手が多い現実

ボートレーサーの年収のデータを整理すると、全体の半数以上の選手が平均に満たない年収であることが明らかになりました!

ボートレーサーの年収分布図

上の図は、2024年における全ボートレーサーの年収を表したもので、中央値は約1,600万円です。

ここで、中央値とは1,600名のレーサーを年収順に並べたとき、ちょうど真ん中(800番目)にくる人の年収を指します。

現実には、ボートレーサーの半数以上が平均年収を下回っているのです。

トップ選手がボートレーサーの平均年収を引き上げているとも言えます。

階級別に見ると年収の差は歴然!A1とB2では2,500万円の差がある

ボートレーサーは、その階級によって年間の出走数が大きく異なります。

また、出走するレースのグレードも異なるため、各階級で年収に差があるのです。

具体的には以下のようになっています。

階級 平均年収 人数
A1 約3,000万円 約320人
A2 約1,800万円 約320人
B1 約1,100万円 約800人
B2 約500万円 約160人

このように、階級ごとに大きく年収が異なります。

特に最下層の選手はボートレーサーとしての収入だけでは生活が成り立たず、アルバイトを行っているレーサーもいるほど。

一部のトップレーサーは華やかな生活を送っている一方、成績を残せない選手にとっては厳しい職業と言えます。

ボートレーサーの収入の内訳

ボートレーサーの年収は他の職業と比べて高いですが、レースの賞金以外にも収入があるのです。

主な収入源は以下のようになっています。

  1. グレード別の賞金一覧(SG・G1・G2・G3・一般戦)
  2. 日当・完走手当・ナイター手当など地味に大きい各種手当
  3. イベント出演料・副業収入(YouTubeやアパレルも)

ボートレーサーが活躍するのは、競艇場内だけではありません!

グレード別の賞金一覧(G1・G2・G3・一般戦)

ボートレーサーの収入源は複数ありますが、大部分を占めるのがレースの賞金です。

当然、以下のようにレースのグレードや成績で賞金額は大きく異なります。

レースグレード
一般戦 G3 G2 G1
予選 優勝戦 予選 優勝戦 予選 優勝戦 予選 優勝戦
着順 賞金(1号場/2号場) 着順 賞金(1号場/2号場) 着順 賞金 着順 賞金 着順 賞金 着順 賞金 着順 賞金 着順 賞金(G1/PG1)
1 9万円/11万円 1 80万円/100万円 1 11.6万円 1 110万円 1 12.5万円 1 490万円 1 16.5万円 1
1,200万円/1,700万円
2 6.7万円/7.8万円 2 52万円/75万円 2 8.2万円 2 77万円 2 8.8万円 2 250万円 2 13.5万円 2
490万円/420万円
3 4.7万円/5.3万円 3 42万円/60万円 3 5.9万円 3 61万円 3 5.9万円 3 170万円 3 10.2万円 3
350万円/310万円
4 0円/0円 4 37万円/46円 4 0円 4 50万円 4 0円 4 130万円 4 8.5万円 4
240万円/220万円
5 0円/0円 5 34万円/43万円 5 0円 5 46万円 5 0円 5 110万円 5 7.5万円 5
200万円/180万円
6 0円/0円 6 33万円円/40万円 6 0円 6 43万円 6 0円 6 95万円 6 6.5万円 6
170万円/150万円

G2の予選までは、舟券に絡まなければ賞金は0。

一方SGは、優勝賞金が最も少ないグランプリシリーズでも2,000万円となっています。

このように賞金はレース結果に大きく左右されるため、ボートレーサーは一時も気を抜けないのです。

日当・完走手当・ナイター手当など地味に大きい各種手当

ボートレーサーの年収には、着順に関係なく支払われる諸手当<も含まれます。

具体的には以下の通りです。

手当 付与条件 金額
完走手当 レースを完走する 約10,000円
出場手当 出場に備えて前検日から最終日まで拘束される 約22,000円
出走手当 レースに出場する 15,000円
スタート無事故賞 SG・G1の優勝戦・準優勝戦にてフライングをしない 約5,000円
敢闘手当 優勝戦で失格になる 不明
敢闘賞 自分以外の5艇全てがフライングとなる 不明
ナイター手当 ナイターレースに出走する 不明
荒天手当 悪天候の際のレースに出走 不明
班長手当 各節の「選手班長」に支払われる手当 不明

競艇は毎日開催されているため、レースの運営には選手の存在が不可欠

そのため、運営から上記のような諸手当が支給されています。

イベント出演料・副業収入(YouTubeやアパレルも)

イケメンレーサーやトップ選手など、話題の選手は競艇番組やトークショーに招待されることも珍しくありません

当然これらのイベントへの出演で発生した出演料も、ボートレーサーの収入となります。

峰竜太選手が自身のアパレルを着用している写真

また、引退後にYouTuberへ転身する方や、アパレルブランドを展開する現役選手もいるのです。

中でも、峰竜太選手が手掛ける「ONE」はご存知の方も多いのではないでしょうか。

全ての副業が許可されているわけではありませんが、競艇以外の副収入をもつ選手もいるのです。

なぜ「稼げない」と言われるのか?5つの理由

平均年収が約2,000万円というデータがある一方で、レースだけでは生活が成り立たない選手がいるのも事実。

稼げないボートレーサーが存在する主な理由は、以下の5点です。

  1. フライング(反則)で出場停止→収入がゼロになる
  2. 経費・整備費・選手会費の負担が意外に大きい
  3. 下位ランクは出走できないレースが多く賞金を稼ぎにくい
  4. ケガ・病気のリスクで収入が一気に不安定になる
  5. 引退後の収入は保証されていない

これらの中には、選手自身の責任によって収入が減ってしまうというケースもあります

①フライング(反則)で出場停止→収入がゼロになる

ボートレーサーが収入を失う理由のひとつに、反則による斡旋停止期間があります。

例えばフライングをしてしまうと以下の期間、レースに出場できません。

フライング回数 加算日数 出場停止日数(合計)
1 30日 30日
2 60日 90日
3 90日 180日

フライングを1回でも切ってしまうと、約1ヶ月間レースに出場できなくなってしまうのです。

仮に月収が100万円の選手であれば、たった1回のミスで月収が0円になるということ。

当然、斡旋停止期間は出走機会がないため、賞金や手当が支払われないのです。

さらに、事故点が加算されるため、階級を落とすリスクにもつながります。

詳しくは後述しますが、階級が落ちることも年収が下がる原因となるのです。

②経費・整備費・選手会費の負担が意外に大きい

ボートレーサーは、競技を行うだけでも多額の費用がかかります

主に選手が負担する費用は以下の通りです。

  • 移動費・宿泊費
  • ケブラー製の装備
  • プロペラ調整用のゲージ
  • フライング時の罰金
  • 保険代
  • 選手会費・支部会費

ケブラーとは、鋼鉄の5倍以上の強度を誇る繊維で、防弾チョッキにも使用される素材です。

選手が身につけているインナーやズボンなどが、この素材で作られています。

また、10万円以上のヘルメットを着用していることも珍しくありません。

レースをする際の格好をそろえるだけでも、30万円〜50万円ほどかかるのです。

③下位ランクの選手は出走できないレースが多く賞金を稼ぎにくい

ボートレーサーの年収格差の最大の要因は、級別です。

出場できるレースのグレードが異なるだけでなく、月間稼働日数にも大きな差があります

具体的には以下の通りです。

級別 主な出場レース 月間稼働日数
A1 SG・G1・G2・G3 約15日
A2 G2・G3・一般戦 約15日
B1 G3・一般戦 約12日
B2 一般戦 約8日

このように、階級が低い選手は賞金が高いレースに出場できません。

また、階級の高い選手から斡旋の予定が決まるため、出走レース数が少なく賞金を稼ぎにくいのです。

④ケガや病気で収入が一気に不安定になる

ボートレースは水上の格闘技と言われるほど激しい競技です。

もしレース中のアクシデントでケガを負ってレースに出場できなくなれば、収入が無くなってしまいます。

当然賞金や手当は支給されないため、経済的にもダメージとなるのです。

⑤引退後の収入は保証されていない

ボートレーサーが引退届を提出すると、登録が削除されるため選手として賞金を受け取ることは当然なくなります。

競艇選手の引退理由は成績不振による勧告から自らの意思まで様々ですが、引退後の生活は保証されていません

そのため、ボートレーサーは成績を残せるうちに稼いでおく必要があるのです。

ただし退職金は用意されており、詳しくは後述します。

ボートレーサーの老後は?退職金はあるの?

ボートレースは実力主義の世界ですが、退職金が用意されています

ボートレーサーの退職金の画像

ボートレーサーの退職金は内部積立型で個人の獲得賞金に応じて積み立てられるため、選手ごとに金額が異なります

競艇において、年収の差は現役中だけでなく引退後のセカンドライフを支える資金にまで影響するのです。

ボートレーサー年収まとめ

本記事をまとめると以下の通りです。

  • ボートレーサーの平均年収は約2,000万円
  • 平均年収に満たない選手が半数以上
  • 選手の階級によって年収に差がある
  • レースの賞金以外に諸手当やイベント出演、副業の収入も
  • 反則による斡旋停止やケガなどで出走数が減ると、その分稼げない
  • ボートレーサーには退職金が支給される

グラフで示した通り、平均年収に満たない選手が半数以上です。

また、ボートレーサーの収入は実力に基づいて変動します。

実力主義という背景を知ることから、選手の理解を深めましょう!