競艇の女子戦を徹底解説!女子戦の特徴や男子戦との違い・オールレディースの結果まで網羅!

Boat Withの五十嵐 秀です。

今回は競艇の女子戦について解説します。

競艇の女子戦のTOP

公営ギャンブルの中で唯一水上で行われる競艇。

他のギャンブルにはない白熱したレースが魅力です。

今回は、そんな競艇の女子戦について解説します。

女子戦の特徴や男子戦との違いも詳しくご紹介。

競艇の女子戦予想のコツにもつながるので、ぜひ最後までご覧ください!

監修者
Boat With 運営責任者
五十嵐 秀

Boat Withの運営責任者兼ライター。 過去、名古屋大学に在学しており、その時競艇にハマりました。 そこから10年以上毎日競艇を楽しんでおり、生涯合計舟券購入金額は4,000万円超え。 立派な競艇ファンです。笑 好きな競艇場は「常滑競艇場」。好きな競艇選手は「西岡育未選手」です。 あなたの”好き”を見つける手助けになるために。競艇をもっと楽しむために。競艇でもっと稼ぐために。 ”あなたの為になる情報”を日々更新しています!

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女子戦とは?

競艇の女子戦とは?

ます始めに、競艇の女子戦とはどういったレースなのか。

競艇の女子戦とは、競艇のプロとして選手登録のある女性選手のみで行われるレースのこと。

女性選手だけで行われることから「ガールズ」とも呼ばれます。

一般的に非力と思われがちな女性がボートを力強く扱う姿や男子戦にはない華やかな姿が女子戦の魅力です。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
競艇ファンの中には、女子戦でのみ勝負するという方もいます。また、かわいい女子競艇選手の舟券を購入して応援するという方もいるようです!

女子選手と男子選手の違い

女子選手と男子選手の違い

競艇はボートを使った競技になるため性別による力の差が出にくく、男女混合で行われるレースも少なくありません。

そのため、男女の違いはないと思っている方もいると思います。

しかし、そこには明確な差があるのです。

男子選手と女子選手の明確な違いは以下の3つです。

  • 体重の規定
  • ボート操作技術
  • ボートの調整力

それぞれ詳しくご紹介します。

体重の規定

女子選手と男子選手の違いその1

競艇はルール上、最低体重が設定されています。

ただ、男性と女性では体格差があるため、設定されている最低体重は別。

男子 女子
52kg 最低体重 47kg

男性と女性の体重の差は5kgもあります。

体重が軽いほど最高スピードが出やすいため、その点においては女性の方が有利と言えます。

ただ、競艇は「波」が発生するため、体重が軽いのはバランスを崩しやすいというデメリットにつながりかねません。

事故率に男女差はほとんどありませんが、比較的女子戦の方が「落水」「転覆」しやすいということを覚えておきましょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
「落水」「転覆」しやすいというのはあくまで傾向なので、絶対ではないということを覚えておいてください!

ボート操作技術

女子選手と男子選手の違いその2

体重が軽い選手の方が軽快な走りが可能です。

しかし、体重が軽いとボートが暴れやすいため、人一倍高い操作技術が求められます。

「女子選手は男子選手に比べてボート操作が下手」。

なんてことが競艇界隈でよくささやかれますが、これは男性と女性の体格差からくるものでもあります。

とはいえ、男性と女性では元々筋肉量が異なるため、男性と比べてボート操作能力が劣ると言っても過言ではないでしょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
当然、女子選手の中にも男子選手を超える操作能力を持つ方はいます。あくまで傾向として劣っているということです!

ボートの調整力

女子選手と男子選手の違いその3

競輪や競馬では、毎回同じ馬や自転車に乗りレースを行います。

一方、競艇はレースや節ごとに使用するモーターが異なるため、毎回同じボートではありません。

そのため、競艇選手はボートの調整を細かく行っています。

そんなボートの調整ですが、女子選手は男子選手と比べて「感覚」を頼りにするのが一般的。

性格の問題もありますが、ほとんどの女子選手は「乗り心地」を重視しているそうです。

ただ、乗り心地はその日の体調や気分に左右されてしまうことも少なくありません。

また、女性は男性と比べて体調の変化が大きいです。

これらのことから、レース直前のボートの乗り心地が良くないと感じることが多く、最終調整がうまくいかないなんてことに繋がります。

これは、女子選手は男子選手と比べて「ボートの調整力が劣っている」とも言えるでしょう。

女子戦の特徴

競艇の女子選手だけで行われる女子戦は、かなり人気のあるレース。

ただ、女子選手と男子選手の違いがあるように、女子戦には女子戦ならではの特徴があります。

それが以下の4つ。

  • 選手の特徴や得意不得意を把握しやすい
  • 競艇の女子戦はデータ収集期間できる期間が短い
  • 競艇の女子戦はセオリーが通用しにくい
  • 前付けを行うことが少ない

競艇の女子戦で予想するのであれば、必ず押さえておきましょう。

選手の特徴や得意不得意を把握しやすい

競艇の女子戦の特徴その1

競艇選手として登録されている人数は、約1,600人です。

その中に女性選手として登録されているのは約200名。

全体の12.5%ほどです。

競艇予想をする際は、選手の得意不得意を確認する必要があり、全員の特徴などを把握することは困難でしょう。

そんな中、女性選手は200名と少ないので、全員の特徴を把握することもできなくはありません。

選手の特徴や得意不得意を把握しやすいのは、女子戦ならではの特徴でしょう。

競艇の女子戦はデータ収集期間できる期間が短い

競艇の女子戦の特徴その2

競艇の開催日数は、年間365日。

その中で、女子戦が開催される日数は約260日間とかなり多いです。

また、1日のレース数は基本的に12レース開催となるため、年間3,000レース以上開催されていることになります。

1日平均8レース開催となるため、そのデータを収集しきるのはかなり困難でしょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
個人で情報収集しようとしたら、プライベートの時間はなくなると言っても過言ではないでしょう。

競艇の女子戦はセオリーが通用しにくい

競艇の女子戦の特徴その3

競艇は、インコースが有利というセオリーがあります。

特に、1コースはターンマークを銭湯で回りやすいため、1〜6コースの中では最も有利なコースです。

しかし、競艇の女子戦は実力差が顕著に現れやすいレース。

スタートタイミングが揃いにくく、インコースが有利だとしてもアウトコースからの捲りが決まりやすくなっています。

このセオリー通りの決着になりにくいという点は、女子戦の大きな特徴と言えるでしょう。

Boat With 運営責任者
五十嵐 秀のコメント
あくまで、傾向としてセオリー通りになりにくいということなので、真に受けないように気をつけてください!

前付けを行うことが少ない

競艇の女子戦の特徴その4

基本的に、階級上位である選手が前付けを行うことが多いです。

前付けは、競艇予想においてかなり重要になるポイントとなり、それを含めて様々な展開を予想し、最終的には消去法で予想していくのが定石となります。

そんな中、女子戦では前付けをする選手がほとんどいません。

階級や実力に差がある選手同士のレースだとしても、枠なりの侵入となる傾向にあります。

競艇で女子だけで行われるレース

ここまでで、競艇の女子戦がどのようなものなのかは理解できたでしょう

最後に、競艇の女子戦の代表的なレースとその結果についてご紹介していきます。

今回ご紹介するのは以下の3つ。

  • ヴィーナスシリーズ
  • オールレディース
  • レディースチャンピオン

それぞれ詳しくご紹介します。

ヴィーナスシリーズ

まずヴィーナスシリーズです。

女子戦の種類「ヴィーナスシリーズ」

ヴィーナスシリーズは、競艇の女子戦における一般戦。

新人選手の出走が多いレースです。

最近では、新人選手が前付けでインコースを主張することも多くなり、このヴィーナスシリーズで、初優勝を獲得する選手も少なくありません。

ただ、新人選手が出走することから実力通りの決着がつくことが基本ですが、走り慣れていない選手がフライングや出遅れなどで失格し、高配当が飛び出すなんてこともあります。

2023年のヴィーナスシリーズの結果一覧

タイトル 開催日 優勝者
ヴィーナスシリーズ第19戦 01/22〜01/27 守屋 美穂
ヴィーナスシリーズ第20戦 02/03〜02/08 宇野 弥生
ヴィーナスシリーズ第21戦 02/15〜02/20 西橋 奈未
ヴィーナスシリーズ第22戦 02/28〜03/05 喜井 つかさ
ヴィーナスシリーズ第23戦 03/13〜03/18 高憧 四季
ヴィーナスシリーズ第24戦 03/26〜03/31 田口 節子
ヴィーナスシリーズ第1戦 04/08〜04/13 西橋 奈未
ヴィーナスシリーズ第2戦 04/15〜04/20 浜田 亜理沙
ヴィーナスシリーズ第3戦 05/11〜05/16 三浦 永理
ヴィーナスシリーズ第4戦 05/23〜05/28 三浦 永理
ヴィーナスシリーズ第5戦 06/05〜06/10 後藤 美翼
ヴィーナスシリーズ第6戦 06/23〜06/28 守屋 美穂
ヴィーナスシリーズ第7戦 07/05〜07/10 守屋 美穂
ヴィーナスシリーズ第8戦 07/17〜07/22 鎌倉 涼
ヴィーナスシリーズ第9戦 08/16〜08/21 岩崎 芳美
ヴィーナスシリーズ第10戦 08/29〜09/03 渡邉 優美
ヴィーナスシリーズ第11戦 09/12〜09/17 守屋 美穂
ヴィーナスシリーズ第12戦 09/24〜09/29 清埜 翔子
ヴィーナスシリーズ第13戦 10/10〜10/15 田口 節子
ヴィーナスシリーズ第14戦 10/22〜10/27 田口 節子
ヴィーナスシリーズ第15戦 11/03〜11/09 遠藤 エミ
ヴィーナスシリーズ第16戦 11/15〜11/20 大豆生田 蒼
ヴィーナスシリーズ第17戦 12/13〜12/18 寺田 千恵

2023年に開催されたヴィーナスシリーズは23回。

熟練の選手から養成所時代から注目を浴びていた新人選手まで幅広い選手が優勝しています。

穴予想にもってこいのレースと言っても過言ではないでしょう。

オールレディース

続いて、オールレディースです。

女子戦の種類「オールレディース」

オールレディースは、ヴィーナスシリーズよりも格の高いG3レース。

ヴィーナスシリーズと比べてレベルの高いレースです。

このオールレディースで優勝できた場合、G1のレディースチャンピオンの優先出場権を獲得することができます。

競艇の女子選手達にとってかなり重要なレースと言えるでしょう。

2023年オールレディースの結果一覧

タイトル 開催日 優勝者
西部記者クラブ杯争奪徳山オールレディース 01/04〜01/09 小芦 るり華
オールレディース第38回渦の女王決定戦競走 01/16〜01/21 堀之内 紀代子
平和島レディースカップ 02/09〜02/14 中谷 朋子
オールレディース LOVE FM福岡なでしこカップ 03/07〜03/12 川野 芽唯
ガマゴリうどん杯争奪 ALガマの女王決定戦 03/20〜03/25 浜田 亜理沙
オールレディース第34回アクアクイーンカップ 04/01〜04/06 長嶋 万記
オールレディース第39回渦の女王決定戦競走 04/22〜04/27 高田 ひかる
オールレディース マクール杯 04/29〜05/04 山下 夏鈴
西部記者クラブ杯争奪徳山オールレディース 05/17〜05/22 平田 さやか
オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP 05/30〜06/06 長嶋 万記
オールレディース ジュエルセブンカップ 06/11〜06/16 櫻本 あゆみ
オールレディース北九州市制60周年記念 06/17〜06/22 堀之内 紀代子
オールレディース ハマナ娘クルーカップ 06/29〜07/04 淺田 千亜希
オールレディース 蛭子能収杯 07/11〜07/16 浜田 亜理沙
ラグーナテンボス杯争奪 オールレディース 07/23〜07/28 松尾 夏海
オールレディース ビーナスちゃんカップ 08/10〜08/16 平田 さやか
オールレディース 第56回日刊スポーツ杯 08/23〜08/28 松本 晶恵
オールレディースリップルカップ 09/05〜09/10 中谷 朋子
マンスリーBOATRACE杯宮島プリンセスカップ 09/18〜09/23 平山 智加
オールレディース LOVE FM福岡なでしこカップ 09/30〜10/05 海野 ゆかり
オールレディース・大宮アルディージャベントス杯 10/28〜11/02 平山 智加
オールレディース マクール杯 11/09〜11/14 海野 ゆかり
オールレディース競走レディース笹川杯 11/30〜12/05 川野 芽唯
オールレディース 三国レディースカップ 12/07〜12/12 細川 裕子

2023年に開催されたオールレディースは24回。

長嶋 万記選手や平山 智加選手など、名だたる選手が名を連ねています。

果たして、2024年はどんな選手が優勝するのか。

楽しみですね!

レディースチャンピオン

最後に、レディースチャンピオンです。

女子戦の種類「レディースチャンピオン」

元々「女子王座決定戦競走」という名称でしたが、2014年に今のレディースチャンピオンに改称されました。

そんなレディースチャンピオンは、競艇の女子戦における最高峰のレース。

G1レースよりも格式の高いプレミアムG1(PG1)レースとなっています。

出走できるのは、オールレディース・レディースオールスターを優勝した選手や勝率・着順点が高い選手。

実質、女子界最強選手を決めるレースということです。

過去5年間の優勝選手

開催回 開催日 優勝者
第37回 2023年08月06日 遠藤 エミ
第36回 2022年08月07日 香川 素子
第35回 2021年08月10日 遠藤 エミ
第34回 2020年08月10日 平山 智加
第33回 2019年08月12日 大山 千広

過去5年間の優勝者は、今でも第1線で大活躍している選手ばかり。

特に、遠藤エミ選手は女性選手のSG制覇という競艇の歴史上初の快挙を残した選手です。

2024年はどのような選手が優勝するのか・・・

楽しみにしましょう!

競艇の女子戦まとめ

今回は、競艇の女子戦についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

競艇の女子戦は、男子選手が出場するレースと同じ予想をすると不的中になる可能性が高いです。

そのため、女子選手と男子選手の違いをしっかりと理解した上で予想する。

そうすることで女子戦でも高い勝率に期待できるでしょう!

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